11月14日に大阪いばらきキャンパス(OIC)にて「OICフェスタ2021」が開催された。本イベントは、国際交流・異文化理解を目的として毎年開催されるAsia Weekに、地域社会との連携を織り交ぜた、人と人とがつながる交流イベントである。
昨年はオンラインのみでの開催だったが、今年は配信企画に加え、対面企画が再開。当日は400人以上が来場し、学生や市民団体による計24の企画が実施された。このうち一般社団法人日本障がい者ファッション協会(JPFA)は「Wheelchair Fashion Row – Paris Fashion Week Spring/Summer 2023 Project」と題した企画を実施。JPFAは来年秋のパリ・コレクションに参加する予定で、来場者はそのときに披露される服を試着することができた。
配信企画で行われたのは、和歌山県のテーマパークからパンダの様子を映すライブ中継。同時視聴者数は500名を超え、視聴者がチャット欄を通じて質問や感想を述べる場面が見られた。
OIC地域連携課の山本貴之さんは「コロナ禍だからこそ、市民や学生の皆さまに少しでも元気になってもらうために本イベントを開催した。対面企画では飲食禁止や規模縮小などさまざまな制約があったが、感染対策を徹底したうえで多くの方に楽しんでもらえたと思う」と語る。