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立命4連覇 丹後大学駅伝制す

11月20日に行われた第83回関西学生対校駅伝(丹後大学駅伝)にて、本学男子陸上競技部が優勝し、大会4連覇を果たした。今大会では久美浜浜公園(京丹後市)から宮津市役所前までの8区間、84.1キロで行われ、計22チームがたすきをつないだ。
今大会優勝の所感やこれからの課題について、永田一輝(いつき)(食マネ4)と松嶋陸(食マネ3)に取材を行った。

オンライン取材に応じた永田(左上)、松嶋(下)

 

優勝したことについて、永田さんは「4連覇がかかっていたので勝ててうれしい。全日本(第53回 全日本大学駅伝対校選手権大会)で関西勢トップを関西学院大に譲ることになってしまったので、今回は絶対トップになるという強い気持ちで大会に臨めた」と語った。松嶋さんは「優勝できたことは素直にうれしい。来年の5連覇に向けても頑張りたいと思う」と来年を見据えつつも優勝を喜んだ。

本学男子陸上競技部は、11月7日に行われた「第53回 全日本大学駅伝対校選手権大会」に出場。本学は18位、関西勢では16位の関西学院大がトップという結果になった。
「全日本から今回の丹後大学駅伝までは2週間しかなく、短い期間で何を改善させられるかを考えた」と話す永田さん。そこで、体力面・技術面において変えることは難しいと感じ、メンタル面を強化するということを心がけたという。「全日本で負けたことの悔しさや危機感、そして丹後大学駅伝で絶対勝つという気持ちを持ち続けた」と語った。
また松嶋さんは「レース中に単独走(前後に人がおらず、ひとりで走ること)になっても自分の力を出せるように気をつけた」とした。

今大会優勝の勝因について、永田さんは「全日本が終わってから、メンバー全員が『丹後大学駅伝では絶対に勝つ』という強い気持ちをもってくれていた。区間配置がうまくいき、作戦通りのレース運びができたことも勝因だと思う」と分析。松嶋さんは「選手や監督、アドバイザーなど、チームが一丸となって大会に臨めたことが優勝につながったと思う」と話した。

丹後大学駅伝にて、1位でゴールテープを切る8区の高畑凌太(経済4)

得られた課題点についても話を聞いた。
永田さんは「新たなエースを出す必要がある」とコメント。「本大会で、関西学院大は4回生がいないチーム編成だったのに対し、自分たちは4回生が2人入ったチームだった。つまり、今の3回生が来年4回生になったときに自分たちがそれに太刀打ちできるようにする必要がある」と現状を分析している。「一人ひとりがどの区間に割り当てられても走ることができるようにしなければならない」と真剣な表情で語った。
松嶋さんは「『関東の大学と勝負をしていく』という自分たちの目標があるなかで、関西内で常にトップになれないようでは厳しい。まだまだすべての要素が関東勢の力に及んでいない」と、チームとしての力の底上げが必要だとした。

今後について、永田さんは「大会で関東の大学と互角に戦えるよう、これからもチームのみんなには頑張ってほしい」とコメント。永田さんから主将を引き継いだ松嶋さんは「冬期練習で身体強化をし、関東の大学と勝負をしていきたい。また来年の6月に行われる全日本の予選会では優勝を狙う」と力強く語った。(坂口)

 

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