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本学相撲部早川奈津美選手 全日本女子相撲選手権大会3位入賞

10月1日、京都府立山城総合運動公園体育館(宇治市)で開催された第28回全日本女子相撲選手権大会にて本学体育会相撲部の早川奈津美(心理2)が超軽量級で3位入賞を果たした。

大会後、表彰状を受け取る早川

以前までの階級である65㎏未満の軽量級から60kg未満の超軽量級に移行し、本大会に臨んだ。高校時代は超軽量級で活動していたという早川はこれまでの立ち合いの経験に基づき、出場する選手一人一人を意識した練習を心がけたという。

2回戦では今年7月の第14回全日本女子相撲岐阜大会で敗北を喫した選手と立ち会った。「リベンジの気持ちが強く絶対に勝ちたかった」と振り返る早川。互いに自らのまわしを譲らない一進一退の取り組みの末に下手投げで勝利し、雪辱を果たした。続く準々決勝でもすくい投げで快勝したが、準決勝では寄り倒しを決められ惜敗。3位入賞という結果に終わった。

本大会を振り返り、早川は結果を残せたことに安堵しているとしつつも「立ち合いの内容では悔しさが残るものが多かった。力づくで勝利した立ち合いが多く、練習通りのパフォーマンスを発揮することができなかった」と悔しさをにじませた。今後について、更なる練習量の増加と筋力の増強の2点を課題として挙げるとともに、「目標はやはり全国優勝」と意気込んだ。

選手としての活躍に留まらず京都女子相撲クラブではコーチを務める早川。クラブには年齢、経験の有無を問わず、幅広い人が入会することができるという。今後の展望について「クラブの会員が大会で優勝する、相撲をしたことがない人がクラブに入会してくれる、そういったことの積み重ねで女子相撲という競技の知名度が向上していくと思う。今後も引き続きこのような積み重ねを大事にしていきたい」と語った。

(大池)

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