生活をする上で誰もが直面するゴミ出し。購買でお弁当などの食べ物や飲み物を買えば、学内であっても当然のようにゴミが発生するが、無意識にゴミを捨てる学生も少なくない。
分別工夫、手を尽くしても……
本学には多くのエリアに分別ゴミ箱が設置されている。これは2015年に京都市の条例にあわせて新設されたもので、鮮やかな色を用いて容易に分別ができるよう工夫されている。 しかし分別の実態は決して良いものとは言えず、また複数の外部団体に委託しゴミの再分別が日常的に行われているため多くの費用と労力を費やしている。ほかにも衣笠キャンパス図書館と学生会館の間に位置するゴミ集積場には無分別ゴミが溢れている。
学生の意識向上を促す
これらに関して衣笠キャンパス地域連携課の櫻井稔也さんは「一人ひとりが些細な注意をし、自分の出すゴミに責任を持ってほしい」と話す。
今後もゴミの分別が一目でわかるようなポスターを掲示したり、サークルや生協の組合員を対象にゴミの分別説明会を開催したりする予定だ。 (岩崎)