関西学生野球連盟秋季リーグの最終節、立命館大対同志社大の2回戦が21日にわかさスタジアム京都(京都市右京区)で行われた。3ー0で本学が勝利し、立同戦は2連勝。秋季リーグを8勝6敗、勝点3で終え、0勝10敗となった春季リーグから躍進を遂げた。
先発の有馬は秋季リーグ7回目の先発登板。着実に成長する2回生エースは6回無失点の好投で、試合を作った。
好調の本学打線は2回裏、浅野彰久(産社4)の犠飛、岩間倫太朗(産社2)の適時打で2点を挙げると、6回裏に竹内翔汰(経営4)の適時打でさらに1点を追加し3ー0。その後は京極翔也(産社4)、荒井豪太(産社4)の継投陣が無失点リレーでそのままゲームセット。立同戦を2連勝で終えて、本節の勝ち点を獲得した。
本学の秋季リーグは、8勝6敗・勝点3で終了。0勝10敗となった春季リーグから躍進を遂げた。また最終成績は確定していないものの21日終了時点では、防御率0.61で荒井がリーグ最優秀防御率となっており、芝本琳平(文2)が3位、有馬が4位と続き投手陣の奮闘が光った。
秋季リーグについて片山正之監督は「春は俺が俺がとチームでなっていたが、秋は後ろ後ろにつないでいく野球をできた」と語った。
主将の竹内は「どういう野球をやりたいか話し合って、その練習をできたことが春と秋で変わったところ。片山監督は小技を多用するので、低い打球を打って足を絡めて1点を取る。バントも全員できるようにする。そういう練習に多く取り組んだ」と語る。
また竹内は9月18日にプロ野球志望届を提出している。竹内はドラフト会議について「ドラフトってほんとにご縁だと思うので。選んでいただけたなら、その球団に自分のベストを尽くすのが、球団への恩返しになる。どういう結果になるかわからないが、いい結果がもらえれば精一杯頑張ろうと思う」と自身の気持ちを語った。(中村)