本学園は2025年に前身校にあたる「私立京都法政学校」の創立から125周年を迎える。それに伴い、125周年を記念したロゴの発表とともに、さまざまな事業を展開している。
グレーと本学を代表するカラーであるえんじ色を基調にしたロゴは、一つ一つのドットが連続したデザイン。このドットは学園を構成する学生や教職員などを表しており、これらがつながっていくことによって形作られた線が学園ビジョンR2030を実現していくイメージを表現しているという。
125周年記念事業としては、立命館大学国際平和ミュージアムのリニューアルに関連したイベントや共創プラットフォームである「TRY FIELD」の開設、本学ラグビー部・アメリカンフットボール部のホームゲームイベントであった「ReLIVE」などが展開されてきた。
立命館創始155年・学園創立125周年記念事業担当の新野豊さんは「独自に実施を行う記念事業もあるが、さまざまな他の周年を祝う企画や既存の学内イベントと連携する形で、より学園の歴史の厚みを感じることができる記念事業にしていきたい」とした。
同事業担当の酒井克也さんは「総合大学としての立命館の多様性を表していくと同時に、これからの学園の方向性を指し示すような事業展開を目指したい」と今後の展望を語った。11月1日には以学館1号ホールにて中満泉国連事務次長による講演会が行われ、来年10月には立命館創始155年・学園創立125周年を記念した式典を挙行予定。
(三好)