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「BKC祭典」開催 30周年のBKCで学園祭閉幕

学園祭「BKC祭典」が1日、びわこ・くさつキャンパス(BKC)で開催され、本年度の学園祭が閉幕した。冬の寒さが滋賀を襲う中、キャンパスは学生や来場者でにぎわい、熱い盛り上がりを見せた。

学園祭は、11月10日にOIC祭典で幕を開け、24日の衣笠祭典を経て、今日BKCでフィナーレを飾った。

■BKC祭典開幕 「パワーアップした学園祭を」

セントラルステージにてオープニングトークが行われ、BKC祭典が開幕した。司会を務める本学放送局(RBC)の河原史明さん(政策2)は、今年BKCが開設から30周年を迎えることについて触れ、「BKC祭典もよりパワーアップした姿をお届けします!」と話した。

オープニングトークを行う3人

(吉江)

■南極へようこそ リツブラ写真会、BKCでも

プリズムハウス1階では学園祭公式キャラクターであるリッツ・ブラザーズ(リツブラ)との写真会が行われた。リツブラは衣笠キャンパス担当のケビン、BKC担当のビリー、そしてOIC担当のオスカーの3兄弟。写真会では参加者先着900人に、ビリーのイラストが印刷されたオリジナルステッカーが配布された。

筋トレが趣味のビリー。片足で立ち、鍛えた体幹の強さを披露した

写真会はOIC祭典、衣笠祭典でも行われた人気企画。会場では参加者からの「かわいい」がやまない。祭典ごとに異なるフォトスポットも特徴で、BKC祭典ではリツブラの故郷・南極をイメージした装飾の中で撮影ができた。

「ビリーだ! 今年のBKC祭典もたくさんの人が俺たちの企画に来てくれてうれしかったぞ!」。ビリーは、参加者に感謝を述べ、本年度のリツブラ企画では新しいことに挑戦したと振り返る。写真会ではタイムテーブルを公開し、3兄弟がそろう時間も設けた。「また来年の企画がもっといいものになるように頑張るぞ!」と意気込んだ。

(井本)

■団体企画 「感じ、伝える場を」

コラーニングハウスⅡ1階では、本学スマブラサークル(RSC)が任天堂の人気ゲーム「大乱闘スマッシュブラザーズ」(スマブラ)の対戦会を開催し、大勢の人が訪れた。同団体に所属する坂本寛太さん(理工3)は「初心者から経験者までスマブラを楽しむ場を提供したいと思い、今回の企画を考えた。ゲームの楽しさが伝われば」と期待を寄せた。

スマブラを楽しむ来場者

2階では琵琶湖漫画研究会が、イラストのパネル展示を行った。展示されたパネルは部員が制作。同研究会所属の住吉翔太さん(経済3)は「制作した作品を通して日々の制作活動を感じ取ってほしい」とコメントした。

部員が制作したイラスト

(八木、今井)

■ラリー企画「企画を巡って」

ラリー企画では、親子連れやお年寄りなどで盛り上がりを見せた。団体企画が行われる場所を三つのエリアに分け、参加者は各エリアで最大5枚のシールを収集する。それをオリジナルグッズと交換する企画。

担当者の疋田(ひきた)匠さん(理工2)は「毎年いろいろな方々に参加していただいている。さまざまな団体が参画しており、来年度以降も続けようと考えているのでぜひ楽しんでいただきたい」と語った。

オリジナルグッズと交換する参加者たち

(眞田)

■学生フォーミュラ

内燃機関研究会がアドセミナリオ前で開催した「学生フォーミュラを知ろう!」では、実際の小型レーシングカーが展示された。学生フォーミュラとは、学生自身が開発・制作した小型レーシングカーの総合力を競う大会。車の走行性能だけでなく、車両コンセプトや設計、コスト面での審査も行われる。

実際に使用されている小型レーシングカー

制作期間は約1年間。来年9月の大会に向け現在は設計を行っている期間だという。昨年度大会に出場した山本涼介さん(理工2)は学生フォーミュラの魅力として、マシンが完成したとき、実際にマシンが走ったときに達成感が得られることだと笑顔で語った。

(三好)

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