大阪・関西万博のシグネチャーパビリオン「いのちの遊び場 クラゲ館」で7日、本学学生によるワークショップが行われ、約160人が参加した。参加者は、世界地図が描かれたすごろくを体験しながら、異文化を学んだ。
出展したのは、本学万博学生委員会「おおきに」の多様性・異文化理解班「遊びでつなぐ」。「遊び」を通して、子どもたちが世界に目を向けるきっかけを提供しようと、活動している。
世界地図が描かれたすごろく=7日、大阪市此花区すごろくは、止まったマスごとに、各国の文化に関する紹介やクイズがある構成だった。最後のマスは日本。マス目の指示で参加者がけん玉に挑戦し、盛り上がりを見せた。
参加した大阪府の小学2年生は、すごろくを1位でゴール。「初めて知ることが多くて楽しかった。フィンランドの文化が面白かった」と笑顔を見せた。
「遊びでつなぐ」の副代表・玉島悠成さん(心理3)は、「子どもたちが楽しんでいる様子が微笑ましかった。子どもたちに世界が広いことを知ってもらう機会になったらうれしい」と話した。
ワークショップ終了後に集まる「遊びでつなぐ」の学生=7日、大阪市此花区「遊びでつなぐ」
本学万博学生委員会「おおきに」の多様性・異文化理解班。「遊び」を通して、子どもたちが世界に目を向けるきっかけを提供している。「世界中の人々が分け隔てなくお互いを尊重し合う未来」と「異なる文化背景への興味喚起」を目標に掲げ、活動中だ。
(井本)
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