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BKCにファミリーマートが新規出店 利便性と食の多様性を拡充

本学びわこ・くさつキャンパス(BKC)のセントラルアーク1階に9月24日、コンビニエンスストア大手・ファミリーマートの「立命館大学BKC/S店」が開店した。立命館生協が経営するコンビニ以外で、BKCの構内に出店するのは初めて。

営業時間は午前8時~午後8時。営業日は開講期間の平日。おにぎりや飲料、菓子などの食料品や日用品などを販売し、交通系電子マネーやバーコード決済での支払いも可能。各種証明書を発行できるマルチコピー機も設置する。

出店の背景には、ユニオンスクエアの改修工事がある。工事は2026年12月までかかる見通しで、入居する立命館生活協同組合の食堂はその間、座席数を減らして営業する。

BKCはキャンパス周辺にコンビニが少なく、学生の多くがキャンパス内の食堂やキッチンカーを利用しているという。食堂座席数の減少への緊急的な代替として、テイクアウト提供数の拡充を検討。本学が連携協定を結ぶ近鉄百貨店(大阪市)が、ファミリーマートとフランチャイズを結び店舗を自社運営する事業を進めていたことから、今回の出店が決まったという。

ファミリーマートが出店した場所は、かつて弁当屋が営業していたが、新型コロナウイルス禍の影響で撤退し、空きスペースとなっていた。

セントラルアーク1階にオープンしたファミリーマート。パンやおにぎりなどが並ぶ=9月26日、BKC

BKC地域連携課の西村直也さんは「混雑が予想される食堂を出食数の視点で補完するのはもちろんのこと、キャンパス内での食提供の多様性を日々利用し慣れたコンビニで実現することは、学生・教職員にとって非常にメリットがあると考えている」とコメントした。

看板を持つファミリーマートの店員=9月26日、BKC

 

(八木)

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