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大産大に快勝 遠藤完全試合まで一歩届かず

明治神宮大会関西地区代表決定戦・第2代表決定戦の初戦、立命館大対大阪産業大が2日、GOSANDO南港野球場(大阪市住之江区)で行われ、本学は6―1で勝利した。先発の遠藤翔海(産社4)は完全試合目前に迫ったが、三枝優大(大産大)に二塁打を打たれ届かなかった。

先発の遠藤=2日、大阪市住之江区

1回表、先頭打者の坂下晴翔(産社4)が中前打で出塁。続く川端一正(産社3)の犠打で1死二塁の好機をつくると、岩間倫太朗(産社3)が適時二塁打、角井翔一朗(産社4)が右前適時打を放ち、2点を先制した。

先制点となる適時打を放つ岩間=2日、大阪市住之江区

6回表、四球と左前打で2死一、二塁の好機をつくると、相手の失策で1点を追加し、点差を3点に広げた。8回表、川端の左前打、岩間の右前打で無死一、三塁の状況を迎えると、星野大和(法3)が犠飛を放ち、さらに1点を追加した。その後、川本大雅(食マネ4)の適時打もあり、点差は6点となった。

犠飛を放つ星野=2日、大阪市住之江区

先発の遠藤は8回まで、走者を一人も出さない完全投球を続けた。

迎えた9回裏・大産大の攻撃。先頭の吉矢泰誠(大産大)を三塁ゴロに打ち取るも、続く三枝に二塁打を許し、完全投球が途切れた。完全試合達成直前での被打にスタンドはどよめいた。

その後、捕逸で1死三塁のピンチを迎えると、二塁ゴロの間に一点を返され、2死走者なしに。最後の打者を二塁ゴロに抑え、試合終了となった。

二塁打を放つ三枝=2日、大阪市住之江区

試合後、片山正之監督はインタビューに応じた。遠藤投手は「完投して他のピッチャーを休ませたい」との思いがあったという。次戦について監督は「最小限の失点で守り抜く」と意気込み、その上で「得点力が鍵になると思う」と語った。

第2代表決定戦準決勝は3日、GOSANDO南港野球場にて行われ、本学は奈良学園大と対戦する。

(星野、金井)

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