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BKCで無人販売機実験運用 テクノロジー駆使し利便性向上へ

本学びわこ・くさつキャンパス(BKC)のイーストウイング1階で、無人販売機の実験運用が始まった。期間は10月6日から12月末までの約3か月間を予定し、常温・冷蔵・冷凍のさまざまな商品が24時間いつでも購入できる。立命館生協が主導して運営し、BKC地域連携課と共同で取り組んでいる。

無人自販機が設置された経緯には、学生・教職員への「食環境」の充実と多様な「食提供」の需要に関するデータをとる実験といったさまざまな狙いがあったという。

設置場所に関しては複数候補が挙げられた。その中で「自販機との近さ」や「電源プラグの有無」、「食へのアクセスの均等化」などの条件で判断した結果、選ばれたのがイーストウィングだった。

無人販売機が設置されているイーストウイング=4日、滋賀県草津市

10月6日〜31日の間の売り上げは約14万円だった。この金額について立命館生協の飯塚光一専務理事は「想定より額は少ないが、一定の利用があったことは評価したい」と振り返った上で、「今後の売り上げの動向を見守っていきたい」とコメント。

今後の生協の在り方について、「営業時間の適正化」を見直したいとし、「単に営業時間を伸ばすのではなく、テクノロジーを駆使して利便性を向上させたい」と展望を語った。

今後はユニオンスクエアの改修後、2階の食堂に「混雑の可視化」をできる仕組みや「画像認証レジ」、「モバイルオーダー」の導入を検討しているという。

飯塚専務理事は生協の姿として、「皆さんの日頃の生活に根付いた、みんなと共に歩む生協を目指したい」と理念を語った。

無人販売機と映る飯塚専務理事=4日、滋賀県草津市

(金井)

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