抽選科目「優先登録や選考も検討を」 産社で学生大会、規約改正も
本学産業社会学部の全学生で組織される産業社会学部自治会は10日、衣笠キャンパスの以学館で学生大会を開き、五者懇談会の議案書の承認と自治会規約の改正を全会一致で可決した。執行委員会の金咲奈委員長(産社3)は今後、学部長、副学部長、学生主事、事務長が集まる五者懇談会で「誠意ある回答とその実現にむけた真摯(しんし)な対応」を求める議案書を提出する。
議決に参加した学生総数は、議案書の議決時で22、規約改正の議決時で24だった。金委員長は本紙の取材に「例年と比べると多いが、まだ少ない」と話した。
学生大会の成立要件は自治委員の3分の2以上の出席で、今回は14人以上が要件。議長は「学生大会における会員の委任」を認める規約第11条を適用し、自治委員9人の出席と8人の委任をもって成立と判断した。

執行委は5月7日から20日にかけて、教学や施設利用などに関して、学部生を対象にインターネット上でアンケートを実施。▽1回生 349人▽2回生 259人▽3回生 14人▽4回生以上 7人――から得た629件の回答を踏まえ、議案書を起案した。
本学では受講者数に定員がある授業について、受講本登録よりも前に登録を受け付け抽選で受講を許可しているが、「学生の計画的な履修を妨げる」などとして、履修機会の確保のために再検討が必要だとした。
卒業要件科目については、定員の拡大や追加開講、履修進度・卒業年次を考慮した優先登録制度導入を、人気の高い科目については、選考で受講者を決める「選考科目」の活用も含め、履修の状況や計画を考慮できる決定方法を、それぞれ検討するよう要求している。
またラウンジの改装後も座席が不足しているとして長期間学習・休憩できるよう増設を求めるほか、出欠確認や課題提出が「デジタル機器の利用を前提としている」として、コンセント設備の増設を要求する。
学費を巡っては「快適な学びの環境」の整備への還元と、具体的で分かりやすい情報発信を求める。

■ピアサポ追加、「軽微な修正」も
可決された改正自治会規約では、学部と自治会の共同管轄のもと初年次教育を支援してきた「産業社会学部ピア・サポーターズ」を、自治会の内包組織として位置付けた。
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