ほっともっとフィールド神戸(神戸市須磨区)で11日、関西学生野球連盟秋季リーグ第6節の1回戦が行われ、本学が関西大を5―2で破った。8番・神谷倖士朗(産社2)がサヨナラ3点本塁打で試合を決めた。

サヨナラ勝ちを遂げ、チームメイトに囲まれる神谷(中央)=11日午後、神戸市

本学の先発は有馬伽久(産社4)。関大からは4回生の米沢友翔。プロ志望届を出した左腕同士が投げ合った。

試合は、本学が四回2死走者なしで4番・星野大和(法4)が左越え本塁打を放ち先制。関大は五回、失策で出塁したのち犠打で2死三塁とし、2番・山本峻輔が適時二塁打を放って、すかさず同点に追いついた。

四回、先制の本塁打を放つ星野=11日午後、神戸市

1―1で迎えた九回、関大は6番・澤村凪人の二塁打と犠打で1死三塁とし、続く8番・森内大奈が適時打で1点を勝ち越した。

追う本学は、先頭の4番・星野が二塁打を放ち出塁。続く5番・岩間倫太朗(産社4)の犠打を捕手・笠井康生が一塁に悪送球。二塁の星野が帰還して同点に並んだ。

西野は九回、犠打で走者を進めた=11日午後、神戸市

続く6番・西野啓也(産社4)は犠打。処理した米沢の送球が逸れて出塁した。7番・丸岡優太(文4)も犠打を決めた。

九回は犠打を重ね、得点圏に走者を進めた=11日午後、神戸市

8回130球を投げた関大の米沢は、6安打4失点5奪三振で降板。1死二、三塁で打席に立った8番・神谷が、前進守備の頭上を越えるサヨナラ本塁打を放って勝利を収めた。

サヨナラ3ランを放つ神谷=11日午後、神戸市

劇的なサヨナラ勝ち。本学・片山正之監督は報道陣を前に「やっぱり4番ですね。ようやく4番が」と口にした。「9回のあの場面でよう打ってくれた。エースで4番やればこうなるのかな、という野球でした」

好投を見せた有馬=11日午後、神戸市

9回を完投した有馬は、128球を投げ、6安打2失点(自責点1)、6奪三振。「この日のために調整してきました。開幕全然ダメだったんで。上出来です。今季一番良かったんじゃないですか」

有馬は走者を背負いながらも投球を続けた=11日午後、神戸市

22日にはプロ野球ドラフト会議(新人選手選択会議)が控えている。

片山監督は「本人、ドラフトもありますし。今日が最後というアレで、思ってやったんですけど、もちろんまだありますけど」と話した。

「勝ち点1つも取ってないもんですから、なんとか勝ち点を取って、さらにいい形で4回生を送り出せればなと」と意気込んでいる。

(小林)