本学の授業支援システム(LMS)「moodle+R」(ムードル)が、今日22日午後8時30分から9時30分まで、緊急メンテナンスに入ることが分かった。教学推進課が学生ポータル上で同日午後5時に公表した。利用しているソフトウェアに「極めて重大な脆弱性」が発見されたためで、現時点で不正アクセスや情報漏洩は確認されていないという。

メンテナンスのお知らせ=22日、学生ポータル「RITSUMEIKAN STUDENT PORTAL」より

メンテナンス中はmoodle+Rを利用できず、同時間帯に設定されている小テストや課題の締め切りが変更される可能性がある。大学は各コース内で確認するよう呼びかけている。

世界で広く使われ、ムードルにも使用されているプログラミング言語「PHP」に重大な脆弱性が見つかった問題が関係している可能性がある。

PHPはウェブサイトの裏側でさまざまな処理を行うために利用されるプログラミング言語。21日夜には、外部から不正なプログラムを実行される恐れがある二つの重大な脆弱性について、修正プログラムが公開されていた。

今回の緊急メンテナンスにPHPの脆弱性が関係しているかは明らかになっていない。一方、ムードルの開発元は日本時間22日未明、公式サイトに声明を掲載。脆弱性への予防的措置として、運営するウェブサイトを一時停止していたことを明らかにした。声明によると、修正プログラムの適用を進めており、安全性が確認できたサイトから順次公開を再開しているという。

また、大学など独自にムードルを運用する組織に対しては、PHPの更新担当者に連絡し、公開された修正プログラムを直ちに適用するよう強く求めた。修正されていないサイトは、引き続き攻撃を受ける危険性があるとしている。

(星野)