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本学図書館研究会が同志社大と共同でポスター出展 コロナ禍の大学図書館を研究

本学図書館研究会(りっとけん)が、11月1日から30日まで行われた「第23回図書館総合展2021_ONLINE_plus」にて同志社大学図書館情報研究会(DUALIS)と共同でポスター出展を行った。本イベントは図書館最大の交流イベントであり、ポスターセッションやフォーラムなどさまざまな企画が催される。今年はオンラインと小規模対面のハイブリッドで行われた。

りっとけんとDUALISは「コロナ禍による大学図書館サービスの変化」というテーマでコロナ禍に両大学図書館が行ったサービスや学生の利用状況について調査。研究を通して見えた大学図書館の現状や学生の声について、りっとけんに所属する坂本雅(みやび)さん(文4)と李彰院(Lee Changwan)さん(文4)に取材を行った。

オンラインで取材に応じた坂本さん
オンラインで取材に応じた李さん

 

りっとけんはコロナ禍での大学図書館で行われたサービスについて、本学の大学図書館のホームページから情報を得ることから始めた。また、1、2回生の教養科目「メディアと図書館」を受講する学生を対象にアンケートを実施。コロナ禍での大学図書館が行ったサービスの認知度、学生の使用状況について調査を行った。
その他にも、図書館利用支援課の職員からぴあらの利用者状況やその推移について情報を提供してもらうなど幅広い方法で情報を集めた。

「オンラインでのポスター作りもDUALISさんとの共同研究も、初めての試みだった。京都の大学同士だが、それぞれの大学図書館が行うサービスには違いがあり、それを知ることができたのがとても面白かった」と李さんは語る。直接の情報交換ができなかったことに大変さを感じたという。
坂本さんは「自分たちの学びに直結するような研究ができたと思う。図書館のサービスをまだ利用したことのない低回生の声を、アンケートを通じて聞くことができた」とコメントした。

DUALISとの交流会の様子

 

アンケートの結果報告が「メディアと図書館」の授業にて行われた

本学学生に向け、李さんは「このポスター出展をきっかけに、りっとけんという団体に興味をもってもらえたらうれしい」と述べた。坂本さんは「本学図書館がこのコロナ禍で行うサービスはとても充実している。一人でも多くの学生に知ってほしい。私たちも学生に伝えられるように頑張りたい」と語った。(坂口)

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