昨年11月8日、京福電気鉄道株式会社(嵐電)は、北野線の北野白梅町駅をリニューアルすると発表した。工期は3月までの予定。
北野白梅町エリアは京都市北部の交通の結節点となっており、生活・観光の拠点となっている。現在2線ある線路を撤去して1線にし、バス専用の停車スペースとすることで、スムーズな乗り換えを可能にする。すでに市バス102系統のルートを変更して駅への乗り入れを行うことが決まっており、嵐山・ 金閣寺方面へのアクセスが向上し、バスの混雑緩和や乗り換えの利便性向上が見込まれる。
また、 建設から60年以上が経過し老朽化の進む駅舎の解体、スロープや点字ブロックの設置、トイレの洋式化なども行われる。来年度内には、駅前広場や観光案内所も整備される予定だ。(渥美)
北野白梅町駅工事の様子