10月7日から17日にかけて開催された「燃ゆる感動かごしま国体」(以下、国体)で本学体育会射撃部の田邉伶奈(たなべれな・文3)が男女混合立射エアライフル種目(ARMIX)で優勝に輝いたほか、女子伏射エアライフル種目で準優勝、女子立射エアライフルで5位入賞という結果を収めた。
昨年の悔しさを胸に挑んだ本大会。優勝が決まった瞬間は解放感が大きかったという。田邊は「試合中は練習でやってきたことをできればいいなと思い競技を行った。ペアの選手も強かったので緊張したが、仲間の応援も力になり優勝することができた」と決勝試合を振り返った。
また本大会について「国体という独特な緊張感がある場において、選手たちが普段通りの射撃をできたので良かった。しかし決勝には出場できないことが多いため、相応の実力をつける必要があると感じた」と述べた。
普段の練習では、大会に向けて各種目の練習をしつつ、どれだけ試合の雰囲気に近い状況で射撃できるかを意識しているという。大会前の練習について田邉は「国体の1週間後にインカレが控えていたため、それぞれの大会に合わせた練習時間を確保するのが難しかった」と語った。
国体以降、新体制での活動が始まった射撃部において、田邉は主将を務める。今後の活動に向け「今年のインカレでは団体総合2位という結果だったので、来年は優勝を目指したい。新体制の下、周りや部の雰囲気を見ながらもしっかりと勝てるチームを築いていきたい」と締めくくった。(篠原)