午後6時から開かれた立食式の記念祝賀会では、学校法人立命館の元総長である川口清史さんが祝辞を述べ、これからの政策科学部について「1万人の卒業生こそ政策科学部の宝である。地域だけでなく、卒業生とともに創る政策科学部であってほしい」と語った。
その後、同元副総長の見上崇洋さんが乾杯の音頭を取った。乾杯後、飲み物や食べ物を手に取り、談笑する参加者の姿があちこちに見られた。

川口さんは本紙のインタビューに対し「変化の激しい時代。変化に振り回されず、考え方の基本となる柱を学生時代に見つけた上で、それにとらわれることなく、柔軟にそしてしなやかに対応してほしい」と本学学生へエールを送った。



会場後方には、学生団体「potential」によるブースが設けられ、電子廃材を用いたリングやネクタイピンといったオリジナルグッズのワークショップが開催された。使用された電子廃材は全て、本学びわこ・くさつキャンパス(BKC)にて廃棄されたものだという。同団体に所属する速水瑠奈さん(経営3)は「電子廃材というものに関心を持ってくれる方がいるのを、肌で感じることができて良かった」と振り返った。

また、祝賀会中には抽選会が行われ、当選者には景品が贈られた。抽選に当選した若林諒さん(2016年卒)は学生時代、京都大のカーリングサークルに所属していたという。本学学生へ向けて「大学の中だけでなく他大学や行政といった、多様なつながりを持ってほしい」とメッセージを送った。
(八木、小野)
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