1月28日、立命館宇治高校にて本学体育会フットサル同好会All.1(以下、All.1)主催のメディカル講習会が実施された。本講習会は、本学園の付属校である立命館宇治高校フットサル同好会、立命館宇治中学校サッカー部の生徒に向けて行われた企画であり、約30人の生徒が参加した。
当日は古市翼さん(スポ健2)が講師として登壇し、競技を行う上で必要となる準備運動や、応急処置法の基礎知識に関する講義が行われた。またその後は、All.1に在籍する内山真之介選手(経済3) 、神代将輝選手(理工3)のサポートの下、テーピングや足首を固定する実技講習が実施された。
講習会に参加した立命館宇治高校2年生の井上龍月(いのうえたつき)さんは、「怪我をしてからでは遅く、予防・リカバリー・ケアの3つがトップアスリートに求められるものであること、自己管理能力や意識の重要性を学ぶことができた」と振り返った。また、今後の活動に向けて「テーピングやバンテージを自分の足の症状、状況に応じて巻き方を工夫して、練習や試合に臨みたい」と意気込んだ。
主催者であるAll.1代表の行成海人さん(経済3)は、本講習会を振り返って「自分たちが大学で学んだ内容を中高生に伝えることができ、自己管理能力を備えた高い水準の選手の育成、さらなる相互成長につながる良い機会となった」と語った。さらに、今後の活動について「学内外を問わず、スポーツの力を活用した心身の健康増進や競技レベル向上に期する活動に取り組み、地域コミュニティーやスポーツの振興と発展に貢献していきたい」と締めくくった。(篠原)