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「立命館映像展」映像学部の集大成を展示&上映

2月21~23日までイオンモールKYOTO内のT・ジョイ京都、Kotoホール(京都市南区)で本学映像学部・大学院映像研究科の卒業制作作品の展示・上映会「立命館映像展」が開催された。今回の映像展のテーマ「世界との交差点」は、様々な世界へ飛び出そうとする意気込みが込められている。なお、新型コロナウイルスへの対応として例年の一般公開から本学および映像学部・映像研究科の関係者に限定して公開にされた。

展示会では映像学部が研究する最新の映像技術が発表された。西元魁さん(映像4)は、物質の特性を理解する基本的な化学実験である炎色反応を作品の題材として取り上げ、実際に火を用いずに炎色反応を理解することと、ガスバーナーの操作方法を安全に学ぶことができる化学実験教材を制作した。この作品の特徴は炎を空中像で表現することで、炎が空中に浮いているように見える点にある。西元さんはガスバーナーを題材にした作品を制作した理由を「高校生の頃に理系だったこともあり炎を使った実験をする機会が多く、そこで楽しみながら学ぶということを覚えた。しかし近年の理科の授業で危険性の面からガスバーナーを使わない学校も多くあり、その状況を打開する実験教材を作りたかった」さらに、空中像については、「自分が空中像を初めて見た時の驚きを多くの人と共有したかった、研究に打ち込んでいくうちに益々興味が湧いてきた」と語った。(池田・堀内)

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