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学友会常任四役インタビュー 学友会発展へ組織基盤を整備 

日本最大の自治組織である本学学友会。中央常任委員会は学友会の最高議決機関である中央委員会を運営、統括し、学友会活動の総合政策を行う。

昨年11月2日と12月8日に「2025年度中央委員会役員選挙」が行われ、▽中央常任委員長には小西勇輝さん(文4)▽中央事務局長には高木隼大(はやと)さん(文4)▽学園振興委員長には堀友世偉(ゆうせい)さん(理工3)▽中央常任副委員長には蹴揚彩華(さやか)さん(産社4)と川崎正一さん(経営4)――が選出された。

常任4役に意気込みなどを聞いた。

中央常任委員長 小西勇輝さん

小西中央常任委員長

中央常任委員長は学友会の代表。委員長の小西さんは①学友会の活動意義や役割を整理して多くの人に理解してもらえるような土壌をつくる②学友会に関わる活動環境を整備して発展の礎とする③中央パート内の組織や人が幅広くつながることのできる風土をつくる④学友会の中核を担っていく人材の確保と育成に注力する――という四つの方針を掲げている。

小西さんはこれからの学友会について「学友会はまだまだ発展途上の段階にある。学友会の組織としての基盤を整備し、学友会に所属していることを誇りに思ってもらえるような組織にしていきたい」と意気込んだ。

中央事務局長 高木隼大さん

高木中央事務局長

中央事務局は学友会の実務機関で、調査企画部、特別事業部、財務部、グローバル化推進室、戦略企画室、広報室の3部3室で成り立っている。全学行事や財政運営、課外団体支援などに取り組む。同局をまとめる中央事務局長の高木さんは課外団体支援に着目し「課外自主活動の発展に寄与できるような活動をしていきたい」と抱負を述べた。

学園振興委員長 堀友世偉さん

堀学園振興委員長

学園振興委員長は、中央常任委員会で決定した政策、施策の遂行や学園全体に関わる全学議論を行う学園振興委員会を統括する。堀さんは同委員会について、学生の利益や権利を守る「盾」の部分と学園を社会の発展につなげる「矛」の部分を持ち合わせる機関だと話す。「適切な情報公開を踏まえ、学生の皆さんに学友会を認識してもらい、共により良い学園を創り上げていきたい」と語った。

中央常任副委員長 蹴揚彩華さん、川崎正一さん

蹴揚中央常任副委員長
川崎中央常任副委員長

中央常任副委員長は中央常任委員長を補佐する役割を持つ。蹴揚さんは「唯一組織の長でない役職で、比較的柔軟に動ける立場だと考えている。研修制度を通じて、議論の活性化や課外活動支援のアプローチに注力していきたい」と話した。

また、川崎さんは「自分は中央常任委員会の中で、学友会活動を始めたきっかけが一番遅かった。そうした学友会を知らなかった人の視点を踏まえ、継続性のある学友会の基盤をしっかりと整えていきたい」とコメントした。

新入生へのメッセージ

小西さん「立命館に集まる学生は、物事に粘り強く取り組む姿勢が大きな強みであると考えている。その姿勢を持って、卒業まで走り抜けてほしい」

高木さん「立命館大学は学業、課外の両方で自らのやりたいことが成し遂げられる場所。自分のやりたいことを見つけて、4年間を立命館大生として全うしてほしい」

堀さん「立命館大学は課外自主活動や起業、留学、地域とのつながりといった、さまざまな活動に対する支援基盤が整っている。こうした制度を生かして学びを吸収し、これからの人生に役立ててほしい」

蹴揚さん「学部のプログラムで留学したり、学外のプログラムに参加したりするなど、色々な活動をしてきたからこそ今の立場がある。学生の間に色々なものを見て、色々な人と関わり、多様な価値観を備えて卒業していってほしい」

川崎さん「特に新入生は何かを始めるときに大学や先輩をどう頼ればいいのか分からず、おっくうになることが多い。学生が行動することの価値を大学側は理解しているので、大学を恐れずに自分の意思を持って行動してほしい」

(八木)

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