チアリーディング世界選手権大会(以下、世界選手権大会)・全日本学生チアリーディング選手権大会(以下、インカレ)が2023年11月25・26日に高崎アリーナ(群馬県高崎市)にて開催された。25日の世界選手権ではスモールグループス演技競技男女混成にて本学学生2人を含む日本代表チームが優勝。26日のインカレでは自由演技競技division1男女混成部門で本学応援団チアリーダー部PeeWeeS!(PeeWeeS!)が準優勝を果たした。
PeeWeeS!は「競技」「応援」「依頼」の3分野を柱として活動しており、今回の活躍は競技に当たる。
日本代表チームに所属した柚山愛美香(産社4)は当日の演技について「全てが完璧だった」と振り返る。演技構成の序盤に据えた大技が成功し、その勢いを保ったまま演技を終えることができたという。
また、柚山は「日本代表らしい演技をしたいと考えていた」と話す。各国代表がダイナミックな演技を行うのに対し、日本代表は繊細さ・美しさを追求した。
世界選手権大会の結果はインカレ出場選手たちの背中を押した。本年度部長を務める吉田光(スポ健4)は「前日の演技を見て明日につなげようという気持ちになった」と語る。
今年6月には関西大会、そして8月には全国大会を控えるPeeWeeS!。吉田は日本チアリーディング協会が重視する「チームの同調性」はこれまでの本学に強みとされた点とは異なると指摘する。その上で「本年度はその点にフォーカスした練習を行っていきたい」と今後の活躍に意欲を見せた。
(大池)