WEB特集

学校生活を豊かに サポートサービス特集①

「履修に関することを知りたい」「パソコンの操作で聞きたいことがある」「不安な気持ちを誰かに相談したい」。このような疑問や悩みが出た際、どこに相談すれば良いのか分からなかった経験がある学生は多いのではないだろうか。大学生活に慣れていない新入生ならなおさらだ。今回は学生が何かしたいとき、何か知りたいとき、悩みや困りごとがあるときに相談対応や支援をしてくれる学内の施設・組織を4ヶ所を取材し紹介する。読者の役に立てば幸いだ。

学びステーション

学びステーションは学生の一次対応窓口として各キャンパスに開設されている。主に受講登録・定期試験・成績確認等の学生生活全般に関する一次相談窓口として活用することができ、相談内容に応じて、適切な学内部署に取り次がれる。また学生証・各種証明書の発行も可能である。
同施設の利用について衣笠学びステーションは「WEB上での情報提供も充実してきている。対面とオンラインを上手に活用してほしい」と学生自身による情報の収集も呼びかけている。新入生が情報を取得するための窓口としては「新入生スタートアップサイト」の利用を推進しており、同サイトでは本学で学生生活を始めるにあたって必要な情報が手に入る。その他にも学内の各種サイトを有効に活用した上で学びステーションを利用することが求められている。

学びステーションの 窓口の様子

学生サポートルーム

学生サポートルームは本学の全学生を対象に、カウンセリングや心理的サポートを行う機関である。衣笠キャンパスの研心館2階、びわこ・くさつキャンパス(BKC)のセントラルアーク1階、大阪いばらきキャンパスのA棟1階等に面談室や待合室が設置されている。相談の申し込みはホームページにある相談申し込みフォームから、他者と会話を交わさず行うことが可能である。
また読書会やアニメカフェなど、学生同士の親交を深めるための企画が定期的に開催されている。BKCで学生支援コーディネーターを務める岩井栄一郎さんは「新しい生活や人間関係に適応するには心に大きな負荷がかかる。悩んでいることがあったら一人で抱え込まず学生サポートルームを含めていろいろな所に相談していってほしい」と新入生へメッセージを送った。

OIC施設内の待合室

RAINBOWサービスデスク

RAINBOWサービスとは、教育・研究活動を支える学内の各種ITサービスの総称である。学内でのネットワーク接続やMicrosoft等ソフトウェアがある。RAINBOWサービスデスク(以下、サービスデスク)ではそれらのITサービスに関する相談対応を行っている。サービスデスクを利用する際は、ホームページの問い合わせフォームの使用を基本に、各キャンパスでの窓口相談も実施している。問い合わせフォームについては質問した日の翌開室日中に対応し、緊急を要する際は電話による相談を推奨している。状況によってはZoomでの対応を提案し、円滑な対応を心がけているという。
春学期に多く見られる相談内容には印刷の方法、無線LANの使用方法の2つが挙げられるそう。このほかにも相談件数の多い事例については、RITSUMEIKAN ITサポートサイトから確認することができる。

RAINBOWサービスデスクの様子

障害学生支援室

障害学生支援室は障害のある学生への修学支援に関わる窓口として設置されている。専門の支援コーディネーターが常駐し、学生の多様な支援ニーズを聞き取り、障害学生が大学で修学しやすい環境調整を行う。
障害学生支援コーディネーターの酒井春奈さんは「支援が必要な障害学生の申し出があって、支援がスタートする。どんな支援を行っているのかなど随時説明も行っているので、ぜひ新入生にも障害学生へのサポートスタッフ活動に参加してほしい」とコメント。サポートスタッフは車いす学生の移動支援や、聴覚障害学生の文字通訳の支援、視覚障害学生の資料のテキスト化など、学生が学生をサポートする活動である。
酒井さんは「サポート活動に参加することで、どうすればより学びやすい大学環境になるのか、支援の意義や新たな気づきを得るきっかけになれば」と活動参加の意義を語った。

専門の支援コーディネーターによって支援が行われている

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