関西学生野球連盟春季リーグの最終節、立命館大対同志社大の第1回戦が20日にわかさスタジアム京都(京都市右京区)で行われ、本学が1対2で立同戦の初戦を黒星スタートとした。最終節は2位で迎えたため首位の関西大が勝ち点を落とし、本学が勝ち点を奪えば優勝となる。
先発の谷脇弘起(産社4)は6回を2失点で降板。その後、荒井豪太(産社3)と遠藤翔海(産社2)が無失点で抑えた。打線は3番の竹内翔汰(経営3)が3安打、猛打賞の活躍を見せ打率.429に上昇。9回裏に4番西村唯人(文4)が2死1塁から中安打を放ち1点返すも、続く5番桃谷惟吹(産社4)が三振に倒れ試合が終了した。
試合後、後藤昇監督は「優勝争いをしている硬さがあったが久しぶりの優勝なんでこんなこともあるやろ」と余裕を見せた。先発の谷脇については「点を取られるのは仕方がないが簡単に点を取られすぎ」とピッチングを評価した。明日の第2回戦に向けては「切り替えて明日は泥臭い野球をやってもらう」と話した。
谷脇は「関大戦は自分のせいで負けた所があるため9回投げたかったが6回で代わってしまって借りを返せなかった」と自身の投球を振り返った。(井上,中村,井本)