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優勝の可能性が残った立同戦 好機で一本が出ず V逃す

 関西学生野球連盟春季リーグの最終節、立命館大対同志社大の第2回戦が21日にわかさスタジアム京都(京都市右京区)で行われた。本学は1対2で敗れ、2019年以来の優勝の可能性が消滅した。

 試合は、後藤昇監督が「1年生だが試合を作ってくれる」と期待するルーキーの有馬伽久(産社1)が先発するも、同志社打線に捕まり3回を投げて2失点で降板した。その後は、京極翔也(産社3)、荒井豪太(産社3)、藤本竜輝(産社4)と継投し無失点で抑えた。

先発した有馬伽久

 本学打線は5回表、二死満塁の好機を作るも竹内翔汰(経営3)は同志社ルーキーの野邉慧哉を捉えきれなかった。試合はロースコアのまま1対2でゲームセット。本学は3回戦へ優勝の望みを託すことは叶わなかった。

好機で凡退した竹内翔汰

 試合後、後藤監督は「あまりにも打てなさすぎた。昨日の悪い流れがそのままだった」と試合を振り返った。有馬の投球については「立ち上がりが硬かったがそれなりにやってくれた」と話した。また、春季リーグを通しては「選手は一生懸命やってくれたんで満足」と総括した。

 主将の星子海勢(産社4)は「負けてしまったので20点。試合も3安打で1点しか取れなかった。もう少しやれることはあったと思うが、これが今の僕たちの力だとも思う」と立同戦を振り返った。(井上・小野)

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