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国際平和ミュージアムが抗議声明 ロシアによるウクライナ侵攻を受け

ロシアによるウクライナ侵攻を受け、立命館大学国際平和ミュージアムは『ロシアによるウクライナ侵略を糾弾し、ウクライナ市民との連帯を表明します』とする声明を発表した。

声明では「国連憲章の下、安全と平和の維持に責任を持つ、国連安全保障理事会の常任理事国」であるロシアによる侵略行為に強く抗議するとともに、核の使用すら示唆するプーチン大統領の振る舞いを「言語道断」と非難し、今回の軍事侵攻を「ウクライナの人々の生命身体を脅かす最たる人権侵害」であると指摘。「反戦のために立ち上がっている人々との連帯、速やかなロシア軍の引き上げ、戦争責任者の処罰、賠償の開始など法の支配への回帰」を訴えている。

今回の声明を発表した意図について、国際平和ミュージアムは「『平和と民主主義』を教学理念とする本学の理念の実践として開設したミュージアムが、諸問題についてどのように考えているのかを発信することはミュージアムの存在意義の重要な一部であり『ミュージアム声明』として考え方を発信しないのは社会的責任を全うできないと考えたため」と説明し、本声明の目的は、あくまでも「市民との連携」にあるとした。

また、今後の国際平和ミュージアムの姿勢について「多角的な視点から事象をとらえ、講演会等の教育普及活動の展開や、現在準備しているリニューアル展示の中で大学関係者や学内外の広範な人々にミュージアムとしてのメッセージを伝えていきたい」とし「戦争に限らず、人間能力の全面開花を疎外する要因としての暴力が発生した際には、大学立のミュージアムとして『声明』の発出を含め、多様な取り組みを通してミュージアムとしての考え方を発信し続けていく」としている。

国際平和ミュージアムは、これまでにも『ミャンマーの軍事クーデターを非難し、民主主義の破壊を憂慮する館長・名誉館長声明』や『アフガニスタンの現状を理解するために』のテーマで行われたオンライン講演会の開催などを通して、現代的課題に取り組んでいる。
(石原)

<国際平和ミュージアム声明全文>

https://www.ritsumeikan-wp-museum.jp/wp-content/uploads/2022/03/seimei.pdf

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