本学軽音楽部の新歓ライブ「シャッフルライブ」が学生会館小ホールで、19日から23日までの5日間行われた。今年入部した新入生を中心に、各回生がシャッフルでバンドを組み演奏した。

ライブには、毎年多くの新入生が参加する。各バンドでは、メンバーそれぞれの経験年数に応じて、何の曲を演奏するか決め、演奏する。練習期間は、4月30日からの約2週間と短い。
「シャッフルライブ」を通して、新入生が先輩や同級生と仲良くなることや、1曲の完成に向けて短期間で練習をすることで、部員の演奏が上達することを目的としている。
バンドでは、基本的に2回生がバンドマスターを務める。バンドの進行や練習を主導することで、リーダーシップを実践的に学び、「先輩としての自覚」を持ってもらうための機会とする狙いがある。


今年は、例年のほぼ倍にあたる約120人の新入部員が入部し、シャッフルライブのバンド数も大幅に増加した。
部長の梅津潮音(しおん)さん(文3)は「非常に活気のあるライブになり、非常にやりがいがありました」と話す一方「人数が多かった分、連絡がつかなくなったり、スムーズに進行できなかったりする場面もあり、多人数ならではの課題も浮き彫りになりました」と振り返った。
今年入部した若佐愛子さん(法1)は「この企画がなければ、組むことがなかったであろう人たちと演奏できて楽しかったです」と語った。

佐々木完遂さん(法1)は「初めてのステージだったけど、皆が自分の音に乗ってくれるのが本当に気持ちよかった。音楽を職業としている人たちは本当に楽しいだろうなって思いました。もっと上手になってみんなの前で弾きたいなって思いました」と笑顔で答えた。

和泉幸音さん(産社1)は「初めて会う方々と練習期間がとても短い中で頑張るという、今後に必ず生かせるような経験ができて良かったです」と笑顔で話した。

(今井)