BKCウェルカムデー2026開催 個性にぎわう
産官学民連携イベント「BKCウェルカムデー〜びわこ・くさつ健幸フェスタ2026〜」が5月24日、本学びわこ・くさつキャンパス(BKC)で開催された。 同イベントでは、新入生による模擬店や縁日、企業や自治体の出展など合わせて170以上の企画が行われた。

5回目となる今年は、開催時期を秋から春に変更し、新⼊⽣歓迎・スポーツ応援イベント「新歓 BOWL」と合同で行われた。会場では家族連れを中心に多くの人でにぎわった。
■模擬店、縁日
生命科学部1回生は、新歓企画全65ブースの中の1つに焼きそばの模擬店「noodle +R」を出店した。
「noodle +R」という店名は、本学で今年度から全面的に導入された授業支援システム(LMS)である「moodle +R」をもじっており、本学の学生を中心ににぎわいを見せていた。
この店のスタッフである羽倉英祐さん(生命1)は「(店名には)ユーモアを込めた。店の運営は思っていたより忙しいが、呼び込みに力を入れて目標金額の2倍を目指す」と意気込んでいた。
■グラスルーツ・イノベーションセンター(GIC)
昨年度から開設されたグラスルーツ・イノベーションセンター(GIC)で、パナソニック株式会社(大阪府門真市)・草津市・本学の三者連携ブースが出展された。
ゴミの分別をテーマとした体験型展示では、おもちゃの釣り竿を使ってお題に沿ったカードを釣り上げることができた。子ども連れを中心ににぎわいを見せ、草津市の担当者は「SDGsの意識やゴミの分別について知ってもらう機会になれば」と語った。
体験した中学2年生は「捨てられないのはリチウムイオンバッテリー程度だと思っていた。実際は粗大ごみも捨ててはいけないということを知った」と取材に答えた。

草津市とパナソニックがゴミ分別の展示を中心に据えた理由として「限りある資源を大切にしたいという思いがある」と市の担当者は話す。パナソニックの吉田浩章さんは、こういった取り組みの一環として「リファビッシュ」という制度を紹介した。
リファビッシュはパナソニックが公式に実施している制度。廃棄される家電を回収し、部品交換することで、ファミリー向けに定価より安く製品を届けることができる仕組みだ。
またパナソニックの製品に、実際に触れる体験ブースも展示されていた。来場者は製品の説明に耳を傾け、展示品を触って使い心地を確かめた。

■企画出展ブース
企画出展ブースでは、個性豊かな展示や体験などが行われた。
キャンパスプロムナードでは乗馬体験や馬に餌やりができるブースが設けられた。
出展したクリエイティブテクノロジー株式会社(川崎市高津区)は半導体関連部品製造会社で「日本社会人団体馬術連盟」にも加盟。福利厚生の一環として乗馬クラブも運営している。
同社が馬との接点を大切にしている理由について「(従業員が)普段のデスク業務では得られない、五感を刺激し、発想を生み出すため」と広報部長の戸上さんは語る。
今回出展した理由について「馬との触れ合いをカジュアルにしたい」との思いがあるという。
今回、餌やり体験した参加者は「楽しかった」と自身の経験を振り返った。

キャノピー前では、信楽焼の作陶体験ができる「たぬき作陶ワークショップ」が出展された。
同ワークショップでは滋賀県甲賀市の商工労政課が信楽焼の普及・啓発を目的に出展。伝統工芸師が作陶を披露するブースと、信楽焼の作陶体験ができるブースに分けられている。
作陶体験のブースについて「予約が完売し、当日の枠も拡大するほどの盛況だった」と担当者の北村さんは振り返る。同ワークショップは子どもを中心に多くの人でにぎわった。

■スポーツ体験企画
BKCスポーツ健康コモンズでは、スポーツフェスの一環としてボッチャの体験企画が行われた。
ボッチャは、ヨーロッパで障害者のために考案されたスポーツで、パラリンピックの正式種目にも採用されている。障害の有無や性別に関わらず、誰でも楽しめるのが魅力だ。
BKCで活動するボッチャサークル「Largo(ラルゴ)」が、ReLIVE実行委員会から「小さな子供でも楽しめるスポーツ企画」の依頼を受けて、実施した。
参加した子どもは「思ったよりボールが重たくて調整するのが難しかったけど、楽しかった」と話した。

Largoの代表を務める後藤伊織さん(生命2)は「幼児を含めた幅広い年代の方が来るので、その年代に合わせた説明をするのが難しかった。上手くいかず、すぐに帰ってしまった方も、ハマってくれた方もいて、改善点も上手くいった部分もたくさんあると感じた」とした上で「来年もお誘いいただけたら、ぜひ出展したい」と次への意欲を見せた。
■木の子ども通貨「mocca」
子どもによる、5~10分のお手伝い体験で1枚得ることができる木の通貨「mocca」。1枚100円の価値を持ち、各店舗での支払いに利用できる。この制度は今年で4回目の実施。会場は華やかな子どもの呼び込み声でにぎわった。
子どもによる仕事体験制度を利用した近鉄百貨店の職員は「今後もこの制度が続いてほしい」と満足げに語った。子どもの呼び込みにより、店舗に立ち寄ってくれる人がいたり[A浅1.1]、商品を購入した人もおり、同時に仕事の仕組みについても知れるということで好評だ。
実際に仕事体験をした兄弟は「(仕事体験は)ちょっと大変だった。でも楽しかった」と取材に答えた。

(室山、金井、国島、宮本、安田)
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