本学衣笠キャンパス東門前に6月10日、「gallery & music POP」(京都市北区)がオープンする。店主の野矢充さんは、1984年に本学法学部を卒業したOBとして、馴染みの場所に店を構えられたうれしさとともに、思いを語る。

gallery & music POPは400円(QR決済のみ)でコーヒー1杯を提供するとともに、仕事や勉強、サークル活動などに時間無制限で利用できる。音楽とアートを楽しむことができる、他ではみられない新業態の店だ。

店内は指定の時間に、店主が選曲した「テイラー・スウィフト」「週間ビルボード全米チャート」などのさまざまな曲が流れる。一般的なカフェとは違い、音量が少し大きめなのが特徴だ。店主は「音楽をBGMとしてではなく、音楽をメインで聴いてもらう店舗にしたい」「イヤホンではなくスピーカーで大音量で聴いてほしい」と語る。

店内には、イラストレーターとして活動する店主の長女の作品が展示されており、購入もできる。

店主は「立命館大学のOBとして、後輩学生に音楽とイラストで楽しい学生生活を送ってもらうと同時に、将来の夢に向かって学生をポジティブな音楽で鼓舞したい」と意気込む。
「4月にはデザイン・アート学部ができる。地域一帯でアートを発信したいという大学の方針にまさしく合致するため、音楽とアートを合わせ持った店舗で大学にも貢献したい」と語った。
(今井)