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茂山千五郎家が狂言 衣笠で「蝸牛」「清水」

京都を拠点にする狂言の一門・茂山千五郎家の特別ステージが1日、本学衣笠キャンパスの以学館で開かれた。披露される軽妙な演技に、客席からどっと笑い声が上がった。

狂言を一目見ようと集まった観客=1日、京都市北区・衣笠キャンパス

「蝸牛(かぎゅう)」では、主役(シテ)の山伏を、千五郎さんの次男で、本学総合心理学部に在籍している茂山虎真さんが務めた。主人は、三男で立命館宇治高の茂山鳳仁さんが、太郎冠者は、長男で本学映像学部の茂山竜正さんが演じた。滑稽な様子の演技に、子どもも楽しんでいた。

「蝸牛」を演じる茂山虎真さん(右)ら=1日、京都市北区・衣笠キャンパス

またシテの太郎冠者を茂山千五郎さんが演じる「清水」の上演もあった。

「清水」で太郎冠者を務めた茂山千五郎さん(左)=1日、京都市北区・衣笠キャンパス

茂山さんは公演後、「狂言は古典芸能の中でもかなり分かりやすい。これを機に、古典芸能や芸術・文化に興味をもっていただければありがたい」と話していた。

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