最新ニュース

「人の役に立てる臨床心理士になりたい」ミス立命館2018グランプリ王奕涵さんインタビュー

 

ミスキャンパス立命館2018でグランプリに輝き、全国の大学のミスキャンパスの中から日本一を決めるミスオブミス2019ファイナリストにも選ばれた王奕涵(おうやくかん)さん(心理3)。約1年間の活動を振り返ってもいらいながら、彼女の素顔に迫った。

(堀ノ内) 取材日5月13日

ミスキャンパス立命館に挑戦したきっかけは何ですか。

自分に自信をつけたい、そして学生生活にもっと鮮やかな色をつけたいと思ったので応募しました。声をかけてくれた実行委員さんがすごく可愛い子だったこともあります(笑)。

 

もともと芸能活動に興味はあったのですか。

なかったですね。中学生の時に、友達に誘われて参加したSNH48(上海を中心に活動するアイドルグループ)のオーディションで最終審査まで進むことができたのですが、受けるのを辞退しました。友達の付き合いでふわっとした気持ちだったので、やっぱり興味がなくて。

 

活動で大変だったことは何ですか。

自分を感じなくなる瞬間がしんどかったです。「私は誰でしょう。私はなぜここに立っているのでしょう。私は何をやっているのでしょう」みたいに。大学の女の子たちの代表でイベントに出た時に「どの立場でこんなことをしているのだろうか」と考えました。

 

活動中の面白かったエピソードがあれば教えてください。

たくさんあるので選ぶのが難しいです(笑)。滋賀の近江舞子のビーチで撮影したことがあって全員真っ白なヒールを履いていたのですが、その1回の撮影で波に打たれたみんなのヒールがグレーになったことがめっちゃ面白かったです!

 

やってしまったエピソードはありますか。

私めっちゃ遅刻しますので…。今日こそ遅刻しないぞって頑張って起きたら、電車が止まったり渋滞したり、道中鼻血が出たりと必ず何かが起きて、遅刻しちゃうんです。遅刻した時は、スタッフさんと一緒に運営や企業の方に「すみません」って頭を下げました。

活動をするうえで心がけていたことは何ですか。

ミスキャン参加は「成功することより成長することのほうが大事」だと思うので、それをいつも自分に言い聞かせて頑張ってきました。

 

成長できたことは何ですか。

今では、恥をかいても大丈夫と自信を持てるようになりました。

 

活動を通して王さん自身変わったことはありますか。

正直あんまり変わっていないです。中身は一緒。もともとちょっとわがまま系でしたが、ミスキャンを通して恥を全部捨てたこともあって、もっとわがままになりました。あとは、化粧が上手くなったこととか、痩せようと思ったらすぐに痩せられるようになりました。他にも、ミスキャンのスポンサーに美容室があったのですが、そこで初めて日本で美容室に行きました。それまでは日本で美容室に行ったことがなく、約6年間ずっと髪の毛は自分で切っていたんです。

 

ミスキャンパスの活動中、やりがいを感じたり嬉しかったりしたことは何ですか。

SNS上で応援メッセージをもらった時は頑張ってよかったなと思いました。全然知らない人が私を信じて応援してくれたのが嬉しかったです。しかも私は外国人なのに。

 

自分が外国人だということについては意識していたのですか。

最初は心配していましたが、一度も否定的な意味で「外国人だから」と言われたことはありませんでした。逆に「外国人なのにすごい」と言う人がいて、ありがとうと思いました。

ミスキャンパス立命館の結果を受けた心境は。

案の内でもあり、案の外でもありました。いつどんなSNSを更新したら、どこでどう頑張ったら、良い結果は生まれるんじゃないかなと思ってはいました。でも本当にグランプリは意外でした。自分が想像していた以上の結果ではありました。

 

SNSを毎日更新することはどうでしたか。

毎日更新することで自分を失う気はしました。学生生活の中から綺麗なところや面白いところを取り出してSNSにアップするんですけど、それは自分の、本当のナラティブ(物語)とは違うので。でも、みんなの反応を見るのは楽しかったです。

 

学校生活との両立は大変でしたか。

すごくしんどかったです。毎日SNSに届く100件ほどの日本語のコメントに対して、一つひとつ返信していくのは、レポートを1つ作っている感覚でした。でも、活動期間中はハードな分「今日はこれを頑張りました」という感じに充実はしていて、逆に今はゆるめで「え、今日何してたっけ?」って感じですね(笑)。

ミスオブミスに挑戦した理由は何ですか。

春休みが暇だったので挑戦しました。まだ2回生だったこともあり、やることがなくて何もせず終わるよりは、せっかくだしやってみようと思って。

 

ミスオブミスではどのような活動をしたのですか。

例えば、動画配信サイトのSHOWROOMで毎日朝から晩まで配信をして競うものがありました。ランキングの順位が東京のイベントに参加できるかに関係していて。

 

ミスオブミスの結果についてどう思いますか。

一次審査を通って、ファイナリストとして東京のイベントに行けたのが意外でした。関東のファンに会ってステージに立つことができたらラッキーだと思っていました。

 

全国のミスキャンパスと活動した感想は。

関西のミスキャンパスは、全体的に学生らしさがありました。一方で、関東勢には芸能界の雰囲気がありました。

 

他大学のミスキャンパスとの交流はありますか。

性格が合う子がいたら、連絡を取ります。関西学院大の遠藤沙和子ちゃんと仲が良くて、ミスオブミスの時は周りが標準語の中、2人だけ関西弁でしゃべっていました。この前も一緒にご飯に行きました。

 

過去のミスキャンパス立命館の方との交流はありますか。

所属キャンパスが違うので会う機会がないですね。ただ、連絡先は交換していて。ミスキャンパス立命館2017の橋本麻由さんが好きで、麻由さんが「(ミスキャンパスの活動で)何か困ったことがあったら連絡していいよ」と言ってくださったことは嬉しかったです。イベントの時は、前年度の出場者が練習に付き合ってくれました。

地元の好きなところは何ですか。

出前が便利なところです。なんでも出前ができます。タピオカとか、ラーメンとか、火鍋までも。ケータイアプリでササッと注文できてササッと払えちゃいます。いいですよ~。韓国料理とか、ケーキとか、コンビニも、全部出前できちゃいます。おすすめです。あ、お洋服も出前できます!

 

どんなことが好きな子どもでしたか。

絵を描くこと、彫刻を作ること、書道をすること、服を作ること、自転車を改造することなど、手を動かしてものづくりをすることが好きでした。

 

自転車の改造とは。

例えば、中学生の時に夜になっても光の反射で車の存在を確認することができるように、自分で前のかごに鏡を付けました。

どんな10代を過ごしてきましたか。

中学1年生の頃は、いじめられていて不登校でした。先生が中心となって、全クラスからのいじめでした。中学2、3年生では良い友達と巡り合えて、平凡な日々を過ごすことができました。高校1年の最初はクラス委員で、みんなに厳しくなりすぎたせいか嫌われてしまいました。高校2年生から日本に来ました。

 

日本に来た理由は何ですか。

小学生の頃は日本の美大に行きたいと考えていました。高校から日本に行く決め手となったのは、日本で心理学を勉強したいと思ったことです。中国にいた時は、親との関係もそんなに良くなかったし、周りの環境も理想的ではなくて。自主的に、留学を支援してくれる業者に連絡したり、自分に合った日本の学校を調べたりして、受験の末なんとか日本に来ることができました。良心的な高校で、学費や教科書代、寮費がとても安かったので経済的には楽でした。

 

日本語の勉強はどのくらいしたのですか。

日本に来る前にひらがなとカタカナを暗記しました。来日後はJKに囲まれた中で自然と覚えることができました。あまりしっかり勉強していないので、文法がすごく弱いですよ。

 

立命館を選んだ理由は何ですか。

心理学の分野で好きな先生がいたからです。森岡正芳先生です。今年、ゼミにも入れました。もともとは有名な心理学者である河合隼雄先生が書いた「いじめと不登校」という本に出会ったことがきっかけで。河合先生はすでに亡くなられているのですが、森岡先生は河合先生の本や講義等で学んでいた方なんです。(私と同様に河合先生に影響を受けた)森岡先生の論文を読んだら、研究テーマに関心を抱き、はまっちゃいました。森岡教徒です、森岡宗教作りました、ゼミで(笑)。

 

立命館の好きなところは何ですか。

学生のみんなが優しいところです。高校生の頃は中国人を嫌う人が結構いたので。違う文化を受け入れて、しかも自分から興味を持ってくれるのが良いなと思います。

休日はどう過ごしますか。

とりあえず睡眠。寝て、レポートやって、バイトして、ゲームする。最近は、撮影もあります。ミスキャンの後は、撮影の仕事が7割くらいかな。

 

大切にしていることは何ですか。

部屋を綺麗にすることです。ミスキャンの活動期間中は結構散らかしていたので、今はホコリとかにも気を付けながら頑張っているんですよ。心理学的に、部屋を綺麗にすると仕事の効率もアップするんですよ!

 

Youtubeで個人的に動画をアップしていますよね。

はい。趣味で、日記みたいなものです。普段の生活を大事にするための。自分の角度から、自分の生活を見る。顔を出して何かをするとかではなく。BGMはその時の気分に合わせて探しています。2、3年後に見て「ああ私こんな時にこういうくだらないことをしていたな」と、ニコッとできるような。皆さんも、興味ある人は見てねって感じです。(Youtubeのページはこちらから)

主演で出演された中国のウェブ番組「私がここに住む理由」について教えてください。

ミスオブミスの間に楽屋で取材されました。あとは東京の行きたいところ巡り。古着屋に行ったり、チーズドッグを食べたり。家で中華料理を作って食べるシーンもあります。これで家の住所が分かるということはないので諦めてください(笑)。朝起きてすぐに取材の人が来たのでパジャマのシーンもありますね。普段私が行っているスキンケアについても触れられていて、私が竹内監督にメイクをするところは面白いかもしれないです。監督のファンは必見です!

 

※「私がここに住む理由」は、中国南京市にある番組制作会社「ワノユメ」が制作する「日本に住む中国人」「中国に住む日本人」が主人公のドキュメンタリー番組。監督は元NHKディレクターの竹内亮氏で、当番組は放送から開始3年で再生回数5億回を突破という記録を持つ。日本国内ではYoutubeの公式チャンネルにアップされたもので視聴が可能。(王さんの回はこちらから)

これからの目標は何ですか。

大学院に行くことです。臨床心理士の資格は院に行かないと取れないので。人の役に立てる臨床心理士になりたいです。

 

今後、芸能活動は続けていきますか。

趣味の一部として、人生一度きりだから体験してみるのもありかなという感じです。芸能活動のために他のことを犠牲にしようとかは全然考えていないです。

 

5年後は何をしていると思いますか。

村に住んでいると思います。

どういうことですか。

大学院を卒業したら、数年は都会で臨床心理士として働き経験を積みます。その後、村(地方)でカウンセリングできるところを作りたいなと。

 

最後に読者の方へのメッセージをお願いします!

皆さんそろそろ暑くなりますので、そうめん食べすぎないようにしてください~。一日三食!アイスもダメですよ。ちなみに、「私がここに住む理由」も見てください(^^)

 

 

 

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。