紙面より

映像・情報理工学部 OIC移転終え

本年度、映像学部・情報理工学部がそれぞれ衣笠キャンパス、びわこ・くさつキャンパス(BKC)から大阪いばらきキャンパス(OIC)へ移転した。本学における学部のキャンパス移転は2015年のOIC開設に伴う経営学部・政策科学部の移転以来。

また、今回の移転に伴いOICにはH棟が新設され、本年度4月より利用が開始された。本棟の竣工は映像・情報理工学部の基本棟としての役割を果たすととも共に、全学での社会共創活動を推進することを目的としている。

映像・情報理工学部生の声

「研究で使用する設備面という点では、今回の移転に伴う変化を感じたことはない」。そう語るのは音情報処理研究室に所属する孫胡傑さん(情理4)。現在OICでの研究で使用されている機材はほとんどがBKCから運び込まれたものであり、移転前の研究環境と比べても特段の変化は感じられないという。

映像学部では設備の拡充が評価されている。米田瑛人さん(映像2)は衣笠キャンパスでの基本棟であった充光館と比較して、H棟は設備やラウンジの多さという点で勝っているという。映像学部生が制作した映像を上映することを目的に導入された「ドルビーアトモス」を搭載しているシアター教室は充光館のものと比べ、音質・画質共にさらに優れているとした。

一方、米田さんは移転に伴う生活面での懸念点として栄養の偏りを挙げた。「夜間にも営業しているカフェテリアでも衣笠の存心館食堂よりも1時間早い午後7時に閉まってしまう。そのため夕食はテイクアウトのメニューに偏りがちだ」と語る。

既存のOIC通学学生の声

今回の2学部移転は既存のOICの学部にも大きな影響を与えている。本学グローバル・イノベーション研究機構専門研究員を務める心理学博士の下條志厳さんは、今回の移転によって他学部との距離感が縮まった点を評価する。

総合心理学部と情報理工学部はそれぞれの研究領域において密接な関係にあるという。「以前より総合心理学部は情報理工学部のシステムを借りつつ、学際的な研究を行ってきた。今回の移転によって研究を協働して進めることが容易になった」としている。

地域との連携

今回の移転では、その発表段階でBKCに在籍する学生数の減少という点から草津市にもたらされる経済的影響について懸念の声が挙がった。

草津市の不動産屋で働く男性は、本年度4月の住宅探しについて体感としても大きな影響を感じたと振り返る。「やはり今年は、新入生に選んでもらうために業界でも全体的に値下げをしようという動きはあった」とし、本学が草津市経済にもたらす影響力を強調した。

(大池)

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