いばらき✕立命館DAY2026開催 初夏の暑さ吹き飛ばす
本学と地域が交流するイベント「いばらき✕立命館DAY2026」が5月17日、大阪いばらきキャンパス(OIC)で開催された。同イベントでは、学生や茨木市、企業などによる190以上の企画が行われ、暑さを吹き飛ばす盛り上がりを見せた。約2万人が来場したとみられる。

■ステージ企画
ステージ企画でトップバッターを務めたのは、和太鼓ドン。和太鼓の演奏に合わせ「秩父屋台囃子(ばやし) 」などの伝統芸能を披露した。
その後も在大阪ハンガリー領事館による民族音楽や、立命館高校ダンスユニット「Y3KS」と立命館小学校のコラボなど、さまざまなパフォーマンスが披露され、観客を魅了した。
関西Wall Streetはブレイクダンスを披露。多くの観客が集まり、大きな歓声が沸いた。

トリを飾ったのはチアダンスサークル「BLENDERS」。チアダンスやアイドルコピーダンスを披露し、ステージは盛り上がりをみせた。BLENDERSの川元花連さん(産社3)は「曲数が多くてヘトヘトになりながらも、最後の曲まで笑顔を絶やさずにみんなで踊れた」と話した。

■「お菓子で世界を笑顔に」 お菓子みくじで運占い
B棟イベントホールでは「アフター万博~万博出展からその後の軌跡~」と題し、大阪・関西万博に出展した企業の4社によるコラボ展示が行われた。
株式会社吉寿屋(大阪府摂津市)のブースでは、大阪・関西万博で実施された「お菓子の過去・現在・未来」をテーマにパネルで展示。参加者は、武庫川女子大学(兵庫県西宮市)との産学連携プロジェクト企画の「お菓子みくじ」を体験した。
代表取締役の神吉一寿さんは「12月には万博で盛況だったお菓子ミュージアムを開業した。お菓子で世界の方に笑顔になってほしい」と話した。

■「日本文化を身近に」 万博学生委員会「おおきに」出展
G棟1階では、万博学生委員会「おおきに」日本文化班桜が「日本✕文化=最強!?」というテーマで、扇子の模様付けと水引のアクセサリー作りのワークショップを行った。
松本亮介さん(産社3)は「日本文化班桜は『日本文化に親しみをもってもらおう』をモットーに活動中。扇子や水引は、茶道や華道、能などの日本文化に関わっている」と話す。
ワークショップは、学生だけでなく多くの地域住民も参加。会場には笑顔があふれ、世代を超えた交流の場となっていた。

■没入空間を楽しむ特別空間 VR・XR体験
SP LAB X(スプラボ・クロス)では「没入空間へようこそ!」と題して、XR(拡張現実)やメディア・アートを学べる体験型企画が行われた。
映像学部と情報理工学部の各研究室の学生らが主体となって作り上げた。VR(仮想現実)やXR(クロスリアリティ)の技術などを使って、楽しみながら学べるコンテンツを展示した。予算は、各研究室の持ち出しだという。
映像学部の大島登志一教授は「列ができるほど大勢の方が来てくださり大成功だ。このイベントのための特別な予算などは無かったが、学生たちが手弁当で頑張ってくれた」と誇らしげに語った。


■間伐材をおもちゃに昇華 茨木の里山の魅力を発信
「育てる里山プロジェクト」のブースでは、子どもたちが茨木市の里山の間伐で生まれる廃材を使ったおもちゃの自由工作を楽しんだ。
ワークスペースでは、間伐材を利用したおもちゃの車を作る体験と、竹から作られる「うぐいす笛」を実際に奏でることができる体験を出展。幼稚園から小学校まで、子どもを中心ににぎわいをみせた。
ボランティアの内堀和彦さんは「(出展物に)人工のものを使わず自然を生かした素材を使っていることがこだわりだ」と語った。

■鉄道について知ろう JR西日本の仕事体験
B棟1Fイベントホールでは、JR西日本(大阪市北区)が「鉄道のお仕事大集合!目指せ鉄道マスター!」を出展。ブースの担当者は、「幼稚園から小学校低学年の子どもに鉄道への興味や親しみを持ってもらうとともに、地域を盛り上げるためにブースを出展した」と話した。
同ブースでは仕事内容の紹介やオリジナル切符づくり、車掌業務の体験、制服の試着などが行われた。担当者は「ブースは好評であり、男女問わず楽しんでもらえている」と話した。

■模擬店盛況 スマホ順番待ち導入も
新入生がさまざまな模擬店を出店する「フードストリート」企画は盛況だった。ソフトクリームやかき氷など、冷たい食べ物には長蛇の列ができた。
石中仁一郎さん(経営1)が所属するクラスはから揚げを販売。から揚げを選んだ理由は「みんなから揚げが好きだった」からだという。

石中さんの模擬店ではウェブ上で順番待ちを確認できるシステムを導入した。注文した後に整理券を受け取り、から揚げが出来上がるとシステム上に番号が表示される。石中さんはシステムについて「効果は結構ある。スマホで出来上がりが確認できて良い」と述べた。

■水道水とミネラルウォーター飲み比べ 茨木市水道部
「利き水チャレンジ!ー水道水はどっち?飲んで確かめよう!ー」では、冷やした水道水とミネラルウォーターを飲み、水道水を当てる企画や、茨木市が導入している、耐震性のある水道管の模型の展示が行われた。
茨木市水道部総務課の職員によると、「水道水は冷やすと塩素の味が薄れるんです」とのこと。また、「このブースでの体験を通して一定数の水道水は飲めないと思っている人に水道水も普通に飲料水として飲むことができると知ってもらいたい」と話した。

■年齢、性別、障害問わず誰でも 「ローンボウルズ」体験
D棟2階のOICアリーナでは、イギリス発祥のスポーツ「ローンボウルズ」の体験会が行われた。体験会を主催したのは認定NPO法人ローンボウルズ日本。京都で活動するチーム「L.C.KYOTO」が運営にあたった。
ローンボウルズ日本の理事長で、国内トップ選手の小山潤さんは「年齢、性別、国籍、障害にかかわらず、みんな同じルールで競う。みんなが同じ土俵で争うインクルーシブなスポーツだ」と熱く魅力を語った。「体験会にはいろいろな方々が来てくださっている。楽しんでもらっている」と手応えを感じているという。
子どもが総合心理学部に通っているという男性は「ローンボウルズは初めて知った。カーリングによく似ていて、気軽にできて面白かった」と語った。

■華やかな演奏と力強いパフォーマンス 応援団
立命館いばらきフューチャープラザ2階のグランドホールでは、応援団の吹奏楽部・チアリーダー部による華やかな演奏と力強いパフォーマンスが披露され、会場はほぼ満席となるほどだった。
披露の最後にはスポーツ試合でおなじみの応援歌「グレーター立命」が演奏され、会場を盛り上げた。
鑑賞した8歳の女の子は、「すごかった。チアのジャンプが高くまわっていた。」と目を輝かせた。

(室山、星野、国島、矢野、安田、望月、鳥居)
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