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第97回立命館生協総代会開催

立命館生活協同組合総代会(以下、総代会)が5月27日に衣笠キャンパス以学館ホールで開催された。総代会は立命館生協の株主総会にあたる、最高議決機関。立命館生協は1年間の利用実績の振り返りや今後の運営方針の発表を実施し、組合員の代表として選出された総代は立命館生協へ意見提案を行った。

会場となった以学館ホール

昨年度の立命館生協の収支

第一号議案にて2022年度の損益報告が行われた。
過去、60億円あった供給高(売上高)は新型コロナウイルスの影響により30億円規模まで減少しており、2020年、2021年には大幅な赤字を計上していた。2022年度は新型コロナウイルスの収束が近づいたこともあり、供給高は44億円まで回復を見せた。2022年度単体で見れば黒字決算となったものの、2億4098万円の累積赤字解消には届かず、1346万円の欠損金を次年度に持ち越したことが報告された。

学生の意見表明

総代会内での発言通告は書面通告も合わせ32通を数えた。
意見表明を行った総代には本学学生のみならず、本学院生や立命館アジア太平洋大学に所属する学生からも意見が寄せられた。本学学生からは主に、食堂の価格改定に対するポイントアップキャンペーンの提案やテイクアウト丼容器『ドンペリ』の回収率改善案などが挙げられたほか、生協アプリの多言語化対応を求める声が複数寄せられた。

議案承認

総代による発言通告の後、議案承認が行われた。
書面議決による出席が57名、当日の出席者が52名で総代会の成立が確認され、昨年度事業報告、2023年度事業計画および予算決定、立命館生協2030Goalsの策定、役員報酬決定など総代会に提出された4つの議案が全て採択された。

議決の様子

学生理事の声

総代会の最後には、2023年度の生協役員の選挙が行われ、候補者全員が信任投票により当選となった。2022年度の学生理事を務めた岡本都さん(産社3)は「今まで、書籍の購入や食堂を利用する際に生協を何気なく利用していたが、学生理事を1年間務めて、学生の皆さんが生協を動かしていることを実感できた。生協の活動がこれからも続いていって、この活動がより必要になる時代がやってくると思う」と立命館生協における学生参加の意義を語った。(中村)

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