来年5月就航予定の滋賀県の新学習船の名前が公募の結果、旧学習船の名称と同じ「うみのこ」に決まった。最終候補の中から三日月大造滋賀県知事に選ばれ、長らく同県民に愛されてきた名前が引き継がれた形だ。
初代「うみのこ」は1983年に就航し、県内の小学5年生全員を対象としてこれまで約53万人の児童が乗船した。環境や人との関わりを、宿泊型体験学習(びわ湖フローティングスクール)を通じて学ぶことができる。しかし就航から34年が経過し、老朽化のため廃船が決まっている。2018年4月の就航に向けて新船を建造中である。