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スポーツ健康科学研究センター 設立10周年シンポジウムを開催

11月10日と12日に「スポーツ健康科学研究センター設立10周年シンポジウム」が同センターの主催により開催された。本企画は「2050年のスポーツを考える」と題して行われ、合計373人がZoomウェビナーにて視聴した。

1日目はテーマを「スポーツが『変わる』未来」として現在から2050年までのスポーツの変容について、2日目は「スポーツが『変える』未来」として今後スポーツが都市に及ぼす影響について、発表や議論が行われた。2日間で所属機関や立場の異なる計8人の専門家が講演を実施。両日ともにパネルディスカッションも行われ「2050年の選手育成」や「2050年のスポーツと都市」という論題のもと、有識者が熱い議論を交わした。

1日目に行われたパネルディスカッションの模様

立命館大学スポーツ健康科学研究センターでセンター長を務める田畑泉教授は「アンケートで、9割5分ほどの参加者に『とても満足』や『満足』と答えてもらえた。非常に良い企画になった」と笑顔で語った。

本企画の模様は12月中にアーカイブ配信されるという。また本企画の内容をもとにした書籍の出版や「出版記念シンポジウム」の開催も予定されている。

同センターはスポーツ・健康関連産業の発展と国民のQOL向上への貢献を目的に、学部の垣根を越えて研究者が集まり、企業との連携や研究成果の発信などを行う機関である。

田畑教授は同センターの活動を振り返り「(約10年間で)生活の質をスポーツや健康の観点から向上させることを、学部の垣根を越えて議論できるプラットフォームにすることができた。また理系の分野だけでなく、介護や心理などの分野に広げ、さらなる研究が必要であることを示せた」と話した。(村形)

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