10月2日に行われた全学協議会で、立命館生活協同組合(生協)は衣笠キャンパス・諒友館地階にベーカリーカフェを新設する方針を明らかにした。諒友館地下にあるカフェ「Rosso」を全面改装しベーカリーカフェに業態を変更、来年4月にオープンする内容だ。
現在、衣笠キャンパスでは焼きたてパンの販売は至徳館購買部や以学館フードショップなど、キャンパス東側のみとなっている。来年4月の清心館供用開始に合わせて、学生数が多いキャンパス西側でも焼きたてパンの販売を展開する計画だ。
学生のパンの需要は高く、4月にはびわこ・くさつキャンパス(BKC)に、ベーカリーカフェ「プログレッソ」がオープンした。衣笠キャンパスでもベーカリーカフェを新設することによって学生の需要に応える。また、Rossoは利用者が少ないことが課題となっており、ピーク時の12時台でも利用者は平均50人ほどに留まっている。生協はRossoをベーカリーカフェに改装することによって昼食時の利用者数を現在の3~4倍に増加させ、食堂の混雑を緩和する狙いがある。
Rossoで販売されているクレープなどの既存のメニューの存続や、地階ホール部分の改装については未定だ。生協学生委員会が現在行っている組合員へのアンケートの結果や、大学側との協議を踏まえて決定される。(石井)
rossoの主力商品であったロッソプレートなどを廃止したことが利用者低下に繋がったと思います。