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社会課題へ挑む学生がピッチ『総長PITCH THE FINAL 2020』開催

立命館学園の学生・生徒が社会課題を解決するビジネスプランをピッチする『総長PITCH THE FINAL 2020』が19日、朱雀キャンパスにて行われた。新型コロナウイルス感染症対策のため、会場は関係者のみが入り、YouTubeにて生配信された。第2回目となる今回は「自社で採用できなかった学生を企業間で推薦しあうプラットフォーム」を立ち上げた立命館大学の『ABABA』が総長賞に輝いた。

『総長PITCH THE FINAL 2020』には、20チーム以上の応募の中から、オーディションや敗者復活戦を勝ち抜いた計7チームが出場。5分間という短い持ち時間の中で、自身の事業の魅力や利点、将来への展望などを審査員に熱くアピールした。優れたピッチを行ったチームには『総長賞』『Sony Startup Acceleration Program賞』と、国内海外オーダーメイド研修などの副賞が送られる。

表彰される『ABABA』

『ABABA』は本学の学生を含む男女4人で構成されたチーム。「お祈りメールを推薦に」を合言葉に、新卒採用において最終面接で落ちた学生を企業同士が推薦しあうプラットフォームを立ち上げた。企業は自社の落選者を他社に推薦したり、不採用通知などをもとにユーザー登録を行った学生に採用オファーをかけたりすることができる。「一度落ちたらまた最初から」という非効率性を打破し、就職活動にセーブポイントを作る画期的なシステムだ。ABABAは総長賞に加え、事前登録を行った生配信視聴者が投票権を持つオーディエンス賞も獲得した。代表の平賀智佳さん(経済4)は「ABABAの挑戦は、就職活動が本格化するこれからが本番。総長ピッチに限らず、さらに頑張っていきたい」とコメントした。仲谷善雄総長は「コロナ禍を経験して、就職や仕事について改めて考える人は多かったと思う。新卒だけでなく、様々なキャリアを支援するようなプラットフォームにしていってほしい」と今後の活躍に期待を寄せる。

ピッチをする『konoki』の内山浩輝さん

『Sony Startup Acceleration Program賞』は立命館アジア太平洋大学4回生の内山浩輝さんが代表を務める『konoki』が受賞した。木の幹からお茶を作ることを通じて日本の林業の現状を変えていくプランを説明し、審査員から高い評価を得た。内山さんは「木の魅力や可能性が伝わったことが嬉しい。今回の大会で終わりではなく、むしろはじまりだと思っている。これからも頑張りたい」と受賞の喜びを語った。また、お茶以外にも、木を身近に感じられる製品を新しく開発しているという。審査員で、ソニー株式会社Startup Acceleration部門副部門長の小田島信至さんは「内容が具体的で、かつロジックも成り立っていた。おいしくて体にいいお茶を作っていってほしい」とそのピッチを称えた。

総長PITCH THE FINALは、2019年10月に始動した「立命館・社会起業支援プラットフォームRIMIX」の活動の一環である。RIMIXでは、学園ビジョンR2030「挑戦をもっと自由に」を体現し、SDGsをはじめとする社会課題に対して、ビジネスを通じて解決する人材・社会起業家「Impact-Makers」の育成を目指している。

仲谷総長は全体を通し「チーム間でほとんど差がつかないほど、全体として充実していた。さらに大きな花を咲かせられるよう、今取り組んでいることを継続して、発展させていってほしい」と登壇者にエールを送った。

なお、総長PITCH THE FINAL 2020はYouTubeにてアーカイブを配信している。
アーカイブはこちらから

(波多野)

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