OIC祭典では、日本語基準の学生のみでなく、英語基準の学生も企画運営に多く参加している。英語基準の学生が主体となり交流会やミニゲームを行うブースが設けられる予定だ。
また、本年度はGlobal Supportersの協力のもと、模擬店・フリーマーケット・縁日企画の募集ページおよび募集冊子を全英訳化。英語基準の学生が言語の壁で学園祭に参加できないということがないようにするためで、3キャンパスを通じて初めて行われた。
Global Supportersは、英語基準学部やコースに所属する国際学生の課外自主活動参加の支援のため、政策科学部自治会やグローバル教養学部自治会の学生らにより発足した団体。祭典では、英語と日本語の両方に対応できる学生が常駐する。
学園祭実行委員会OIC副実行委員長の林田里梨さん(経営4)は「本年度は、誰もが楽しめる祭典を目指してさまざまな企画や取り組みを行っている。運営メンバーや団体の日頃の活動の成果を見に来ていただけたらとてもうれしい。気軽に遊びに来てほしい」と呼びかけた。
OIC祭典注目の企画は、3年ぶりに開催される模擬店企画である。昨年度は新型コロナウイルスの影響で本祭典のみ模擬店企画を行えず、運営メンバーたちは悔しい思いをしたという。本年度は運営メンバーの努力や大学側の協力もあり、開催が決定した。林田さんは「ぜひルールを守って模擬店を楽しんでほしい」とした。
本年度のOIC祭典は、使用するエリアの拡大や昨年度には実施されなかった模擬店が復活するなど、全体の開催規模が昨年度よりも大きくなっていることが特徴である。他キャンパスの祭典と異なる点として、林田さんは、メインステージが屋内のOICアリーナで行われることを挙げた。「OIC祭典でしか体験できない、臨場感のある屋内ステージを楽しんで」とコメントしている。(坂口)