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応援団吹奏楽部 13年ぶりの全国大会出場

8月19日、守山市民ホール(滋賀県守山市)で開催された関西吹奏楽コンクール(以下、関西大会)にて本学応援団吹奏楽部が金賞を受賞した。関西大会において本学応援団吹奏楽部が金賞を受賞するのは直近6大会連続。今大会では金賞に加え13年ぶりとなる念願の関西代表の座を勝ち取り、10月28日に宇都宮市文化会館(栃木県宇都宮市)で行われる全日本吹奏楽コンクール(以下、全国大会)への出場権を得た。

演奏後、笑顔を見せる本学応援団吹奏楽部(本学応援団吹奏楽部提供)

全国大会出場を逃した2年前と同じく『メトロポリス1927』を自由曲として選び挑んだ今大会。本年度の部員の明るく生き生きとした雰囲気が曲調と合っていること、2年前にソロパートを担当した部員の多くが本年度に最高学年を迎えることから、自然と「この曲で大会に挑む」という気持ちが部員の中で固まり選曲に至った。部長の都築芙実さん(文4)は「2年前のリベンジが果たせて良かった」と笑顔で振り返る。

部長の都築芙実さん

加えて「長期的なスケジュールを立て、時間と気持ちに余裕を持って大会に臨めたことが関西大会1位という結果につながった」と都築さんは語る。過密な計画により不安が残るまま大会を迎えた昨年の反省を生かし、今年は例年より早期から大会に向けた練習を開始。細部までこだわり抜いた演奏ができた本番では、演奏後に涙を流す部員もいたという。

全国大会に関して都築さんは、関西の看板を背負って大会に出場するからには金賞を目指すと述べた上で「審査員の心に響く音楽を宇都宮のホールに響かせることを一番の目標としたい」と意気込んだ。

(吉江)

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