本学学友会の2025年度年間予算案が28日、中央委員会で出席者の全会一致で承認された。予算の総額は1億8500万円。学生から徴収された学友会費(入会金3千円、年会費5千円)が、「正当性」「透明性」「還元性」の3原則に基づき運用される。
今回承認された一次予算では、一般予算に約1億1480万円、新歓運動や学園祭などの特別予算に約7020万円を計上する。今後補正予算などで変動する可能性がある。
同日、中央事務局財務部が起案した25年度の財政方針が、中央委員会で承認された。方針で財務部は「会員に対して強制的な徴収を行っている以上、学生への説明責任を果たすことができるよう、適切な財政運営・予算執行を行うべきだ」との見解を示している。
学友会では、学友会費を支払っている学生に対する責任として、財政公開を公式サイトで行っている。今後、24年度の会計監査を受けた収支報告と、25年度の年間予算の詳細が公開される。
(小林)