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9月12日までBCPレベル3維持 課外自主活動への影響も 立命館大

本学は8月20日、8月2日より新型コロナウイルス対応のBCPレベルを3に引き上げ、その適用期間を8月31日までとしていたものを9月12日まで延長することを決めた。これは8月17日に発表された、政府による「京都府を含む7府県への8月20日から9月12日まで緊急事態宣言発令の決定」ならびに「同期間、10県に対するまん延防止等重点措置の新たな適用」、「8月31日までを期限とする6都府県への緊急事態宣言と6道県のまん延防止等重点措置を9月12日まで延長」といった方針決定によるものである。なお、新型コロナウイルスの感染拡大状況や政府・自治体による要請レベルが変更された場合には、期間中であっても方針を見直す場合がある。

現在、変異型ウイルス「デルタ株」が全国で急拡大している状況を踏まえ、本学は学生や教職員への「『3つの密』の回避、マスクの着用、手洗い」など、従来の基本的な感染対策の徹底を引き続き呼びかけている。特に飲食時を含め「マスクを外して会話する場面がないよう、感染防止対策の徹底をお願いします」としている。

また本学は8月23日、京都府などへの緊急事態宣言発令および期間延長などに伴う今後の課外自主活動についても方針を発表した。衣笠キャンパスと大阪いばらきキャンパス(OIC)が緊急事態宣言発令地域、びわこ・くさつキャンパス(BKC)が「まん延防止等重点措置」の適用地域であり、医療体制がひっ迫もしくは崩壊の危機にあること、デルタ株の感染が若い世代へ広がりを強めていることから、BCPレベルが「4」相当に近づいていると分析。これまでBCPレベル「2」と同様の範囲内で課外自主活動を認めていたが、「安全で安心な課外自主活動」の維持のため、BCPレベル「3」に応じた課外自主活動の行動指針を厳格に適用することを決めた。期間は8月23日から9月12日まで。

対面での課外自主活動は「合宿・遠征」「合同練習」(いずれも中学・高校・大学等)ならびに「地域交流」の一旦停止、「通常練習」および「体育会の公式戦・大会ならびにそれに類する行事・イベント」に限定した活動のみが認められる。その際、キャンパス内諸施設は本学学生のみの利用が可能であるため、本学諸施設を会場とする有観客での「行事・イベント」は開催できない。そのため8月23日から9月12日の期間に「行事・イベント」を予定している団体については、学生オフィスまでの相談が必要となる。

コロナ禍が続くなか、本学は「何か不安や不明なことがあれば、いつでも、学生部(学生オフィス、保健センター)までご連絡ください」としている。また、今後の感染状況や本学園の法人危機対策本部会議の方針等により上記方針が変更になる可能性もある。(坂口)

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