新年度が始まって、4か月が経過した。コロナ禍によってあらゆることが自粛となり、例年とは異なる大学生活を強いられることとなった。体育会に所属する団体においても、活動が自粛され、予定されていた大会が中止や延期になった。練習風景を見かけたり、応援しに行ったりすることができなくなった。活気のない寂しい春セメスターになった。しかし、このような状況の中、今年度も活躍が期待される学生がたくさん入学し、本学体育会の未来は明るい。今回は強豪である硬式野球部とアメリカンフットボール部の中で、特に注目される1回生9人を紹介する。今後、思う存分に活動に向き合うことができ、たくさんの人に応援されることができる社会状況になることを切に願う。(廣部)
【質問項目】
①主な実績
②本学に入学を決めた理由
③目標
④自粛期間中の過ごし方、心境
⑤大学生活で楽しみにしていること
⑥趣味
⑦憧れの人
優勝23回の強豪 硬式野球部
関西学生野球連盟でリーグ通算23回の優勝を誇る強豪、立命館大学硬式野球部は現在、東克樹(横浜DeNAベイスターズ、2018年・文卒)、辰己涼介(東北楽天ゴールデンイーグルス、2019年・産社卒)、坂本裕哉(横浜DeNAベイスターズ、2020年・文卒)と3年連続でドラフト上位指名選手を輩出している。将来のプロ野球界を担う選手が現れるか注目だ。
藤本竜輝(ふじもと・りゅうき)
産業社会学部
社高校・兵庫県出身
投手
右投げ右打ち
①2019年秋季兵庫県高校野球大会4位
高校時代、最速148キロのストレートを記録
②創部初の日本一を取るため
③大学日本代表に選ばれること。ドラフト1位で指名されること。
④毎日走り体を鍛えていた。
⑤友達をたくさん作ること。
⑥バレーボール
⑦辰己涼介選手(東北楽天ゴールデンイーグルス、2019年・産社卒)
星子海勢(ほしこ・かいせい)
産業社会学部
福岡大大濠高校・熊本県出身
捕手
右投げ右打ち
①2019年春季九州高校野球大会ベスト8
②高校の監督に勧められたから。
③日本一になること。
④早く野球をやりたいと思い、自主練習などをしていた。
⑤大学に行くこと。
⑥、⑦特になし
表悠斗 (おもて・ゆうと)
産業社会学部
明豊高校・大分県出身
内野手
右投げ右打ち
①第91回選抜高校野球大会ベスト4
②明豊高校野球部川崎絢平監督が本学出身だったから。
③チームとしては日本一。 個人としてはリーグベストナイン選出。
④毎日トレーニングで体を動かし、鍛えていた。
⑤いろいろな人に会えること。
⑥音楽鑑賞
⑦川崎絢平監督(明豊高校野球部監督、2004年・産社卒)
高木要(たかぎ・かなめ)
産業社会学部
立命館宇治高校・京都府出身
投手
左投げ右打ち
①2019年夏季京都府高校野球大会優勝
第101回全国高校野球選手権大会出場
②附属校からの内部進学。
③希少な左投手として活躍できる投手になること。
④2月からの練習に参加することが出来ていなかったにもかかわらず、コロナの影響で、自粛になり不安があった。しかし、この期間があったからこそ自分を見つめ直し、普段ではあまりできていなかったことができた。
⑤野球を通して、自分がどのように成長できるかということ。
⑥映画鑑賞、旅行
⑦山本由伸選手(オリックス・バファローズ)
桃谷惟吹(ももたに・いぶき)
産業社会学部
履正社高校・兵庫県出身
外野手
右投げ右打ち
①第91回選抜高校野球大会出場
第101回全国高校野球選手権大会優勝
②さらにレベルの高い環境で野球をするため。大学でも日本一になることを目標にやろうと思ったから。
③チームとしては、全国大会に出場して、日本一になること。個人としては、リーグ通算100安打。また、大学日本代表に選出されるような選手になりたい。
④思うように練習できなかったが、もう一度フォームなどについて考え直すことができた。また、この期間はウエイトトレーニングなどをして体を大きくすることを考えていた。自粛期間中は野球の練習ができるのが当たり前ではないということを再認識した。
⑤大学に行って友達を作って授業を受けること。
⑥音楽鑑賞、ボウリング
⑦山田哲人選手(東京ヤクルトスワローズ)