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「Borderを超えて世界へ」海外への留学生派遣数 日本一に

 2017年度の日本人学生海外派遣数で本学が初の全国一になったことが日本学生支援機構の調査からわかった。調査は海外の大学等との協定に基づいて留学した日本人学生を対象としていて島田幸司前国際部長は「長年にわたる協定先の開拓が実を結んだ」と誇る。

 

 

  今回の快挙は30年以上に渡って取り組んできた「国際化」の成果だといえる。本学は1980年代より国際化を掲げ、1988年には国際関係学部を創設。2014年には「スーパーグローバル大学創成事業」に採択され、今年度からは新たにグローバル教養学部が開講した。こうした国際化の流れの中で海外の大学との教育・研究を目的とした協定関係も強化してきた。2018年10月現在で世界68の国・地域、455の大学・機関と協定を結んでいて、協定に基づいた留学プログラムが展開されている。

 本学の留学プログラムは、語学力向上と異文化体験を目的とした短期間の「イニシエーション型」、語学力を高めながら外国語による講義を受ける中期間の「モチベーション型」、専攻分野の学修を外国語で行う長期間の「アドバンスト型」の3つに大別される。この内、新入生が参加しやすいのは留学期間が短く参加費用が安価なイニシエーション型である。国際教育センターの塩澤加代子さんは「短期間ではあるが、留学先で現地学生から刺激を受けて帰国する人が多い。より長期の留学を目指すというモチベーションにもなる」と話す。

留学を視野に入れる学生は多い。前出の島田さんは「留学には経済力・語学力・期間の3つの壁があり、壁を乗り越えるための計画が重要となる。留学に少しでも興味があるなら、国際教育センターの窓口やBBP(Beyond Borders Plaza)に足を運んでほしい」と語る。(鶴)

国際教育センターHP

留学経験者の声 森本りな さん

台湾への留学プログラムを経験した森本りなさん(法3)

 国立台湾師範大学のプログラムに参加して中国語と台湾文化を勉強しました。

 レベルに合わせて少人数クラスを受講するので、3週間で苦手な基礎の部分を克服できました。留学して感じたのは「行かないと現地のことは分からない」ということです。学ぶ意欲があるなら、留学は絶対に大切な経験になると思います。

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