9月26日、びわこ・くさつキャンパスにある食堂「Forest Dining nadeshico」が「ナデシコ食堂」としてリニューアルオープンした。今回のリニューアルは学生利用者の増加を目指したもので、メニュー開発は食マネジメント学部と協同して行われた。主な改修点として、食堂内にアジア料理を提供する「タイガー飯店」や鉄鍋料理を出す「鉄鍋食堂」など4つの食堂レーンを設置したところがある。株式会社nadeshicoの杉山和行さんは「今まで食堂の利用者は教職員が中心で、学生からは入りづらいとの声が上がっていた。学生が入りやすい食堂を目指してリニューアルを行った」と述べる。実際、リニューアル後に学生の利用者は増え、利用者数の一日平均は以前の160人ほどから400人ほどに増加したという。またナデシコ食堂のアピールポイントとして生協食堂とは異なる「オシャレさ」を挙げた。学生から評価されている現状に満足せず、利用者を飽きさせないような新しいことに挑戦していきたいという。杉山さんは「ナデシコ食堂の売りは料理が目の前で作られている安心感と温かさであり、それらを親御さん達にも享受してほしい」と述べた。さらに「送金システムのあるナデシコ食堂のアプリを通じ、親御さんが学生に仕送りをするなどして親子の絆を深めてもらいたい」と思いを語った。(鈴木麗、佐藤）
メニューにはチャーハンなどが並ぶ
