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将棋研究会 学生王座戦で2年連続の準優勝

学生王座戦に出場した将棋研究会のメンバー  最前列右から2番目が田淵さん、右から3番目が木村さん

全日本学生将棋団体対抗戦(学生王座戦)が12月25~27日、四日市市文化会館(三重県四日市市)にて行われた。全国9大学が総当たりで1試合につき7人ずつ対局し、合計56対局の勝利数で順位を争った。本学将棋研究会は48対局で勝利を収め、早稲田大に次いで2位となった。会長の田淵光祐さん(心理3)と主将の木村孝太郎さん(経済3)に、大会までの軌跡や結果についてうかがった。

手探りのオンライン活動 大会中止相次ぐ

春学期、本学将棋研究会はすべての活動をオンラインに移行した。手探り状態のなか、オンラインでの大会出場や戦術の研究を個々で行い、練習を積んできたという。そのなかで「対面での対局が好き」と語る木村さんはモチベーションがなかなか上がらなかったと述べる。「主将として部員の状態を見極めることが、対面で会えない状況では難しかった」と、当時を振り返った。

10月からは各キャンパスでの対面活動が再開。部員全員が集まることはできなかったものの、短い時間のなかで実戦形式の練習を積んだ。

コロナ禍の学生王座戦

新型コロナウイルスの影響で大会の中止が相次いだことで、学生王座戦は2020年度初となる全国規模の団体戦として行われた。例年であれば夏の大会や予選を通して他大学の戦力を分析するというが、今回は「蓋を開けてみないと戦力が分からない」(田淵さん)という状況だったという。

1日目は3大学と対戦し、すべての大学を撃破。また敗れたのはわずか1局のみと、選手層の厚さを発揮した。2日目も、関西のライバル校としてあげた京都大に6-1で勝利するなど、すべての大学に勝利し、目標としていた優勝に向けて望みをつなぐ。3日目の第1試合では、優勝候補と目されていた東京大と当たる。「3年間で最も充実している」という戦力で挑んだが、一歩及ばず惜しくも3-4で敗戦してしまう。ただその後の2試合は安定した強さで勝利し、7勝1敗で全日程を終えた。

準優勝という結果を受け、田淵さんは「2年連続の準優勝という結果だったが、昨年よりも内容は良くなった。惜しかった分、悔しさは昨年よりも強い」と語った。また、全大学との対戦に出場した木村さんは「1年生から試合に出ていたので、昨年までと大きな気持ちの変化はなかった。ただ主将ということで、勝たなければならないという思いは今までで一番強かった」と振り返った。加えて、7勝1敗という個人の成績については「全勝できる対局内容だったので、あと一歩のところで全勝できなくて悔しい」と悔しさをにじませた。

来年に向けて

来年の大会ではチームとして、今年果たせなかった優勝を狙う。田淵さんは「行き詰まったときに後輩にアドバイスが出来たらいいなと思う。来年も大会に出られる実力は残しておきたい」と思いを口にした。木村さんは「次年度の主将が行き詰まったら自分の経験や思っていることを伝えていきたい。来年も試合には出ると思うので、全部勝ってチームの優勝に貢献したい」と、後輩への気遣いとともに熱い思いを見せた。(石渡)

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