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ライスボールセミナー開催 「結婚式のデモクラシー」という脱構築の実践

1月14日、ライスボールセミナーが開催され、本学衣笠総合研究機構の横田祐美子助教が「結婚式のデモクラシー」という脱構築の実践をテーマに講義をした。同セミナーは、昼休みの時間帯に若手研究者の研究発表を受講するセミナーで、昨年からはオンラインで開催されている。

今回のライスボールセミナーのチラシ

セミナーでは、タイトルにもある「脱構築」の思想(一旦既存のものを引き受けた上でそれを内側から変容させるという考え)を自身の結婚式で実践した経験から、結婚式の形式や慣習に対する疑問や脱構築を実践する上での理念などが語られた。横田助教が取り組んだ内容として、従来の結婚式では新郎が上座、新婦が下座と固定されていたが座席を途中で交代する機会を設けた点が挙げられた。

また、招待客への挨拶では新郎だけでなく新婦も挨拶をするといった脱構築を実践した。実践する上で重視したこととして「男尊女卑を女尊男卑に転換するのではなく、代わる代わるの輪番制に基づく『デモクラシー』を実践することで、固定的な権力関係を防ぐことができる」と語った。

横田助教は学生に対して「現在、情報を浴びているような環境にある中で、学生の考える時間が減っていると思う。まず、身の回りの当たり前のことを疑ってみることで色んな問いが浮かんでくると思う。当たり前がなぜ当たり前なのかなどを考えることからでも、思考するということを身につけてほしい」とメッセージを送った。(池田)

ライスボールセミナー

若手研究者や大学院生の研究発表を聞き、自由にディスカッションを楽しむセミナー(今年度分は終了)。学生や教職員など、本学関係者であれば聴講できる。衣笠リサーチオフィスが主催しており、昼休みの時間帯(12:20~50)に行われる。現在は新型コロナウイルス感染拡大に伴い、オンラインセミナーとして開催中。なお、参加には事前予約が必要となる。

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