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学友会中央常任委員長が選出されず トップ不在の異例の事態

2月1日より発足した2021年度学友会は、組織の舵取り役となる中央常任委員長が選出されなかった。学友会組織のトップ不在という異例の状況で、新年度が幕を開けた。

中央常任委員会は学友会の最高議決機関である中央委員会を運営・統括する。中央常任委員会は常任委員長のほか中央事務局長、常任副委員長の三役で構成され、学生を代表して大学と各種懇談会や協議を行っている。今年度は公開全学協議会を控えるなか、常任委員長不在がもたらす学生自治への影響を危惧する声もあがる。

中央事務局長に就任した題府涼馬さん(法3)は異例の事態を「極めて遺憾だ」と語る。

常任委員会の三役は学友会員からの立候補を受け付け、中央委員会での選挙を経て決定される。今年度は常任委員長に1名が立候補し、信任投票が行われたが、議決権保持者の過半数の信任を得ることができなかった。1月中に2度目の立候補の受付が行われたものの、立候補者が現れないまま新年度を迎えた。

題府さんは常任委員長の選出について「来る全学協議会のことを考えると、喫緊の課題である」とした。しかしその一方で「新型コロナウイルスの流行も相まって学友会の人的資源が枯渇しつつある現状を見ると、問題の解決は非常に困難と言わざるを得ない」との認識を示した。

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