関西学生野球連盟の春季リーグ第3節、立命館大対関西学院大の第2回戦が17日にほっともっとフィールド神戸(神戸市須磨区)で行われ、本学は0-4で敗れた。先発の長屋竣大(産社2)は8回無失点11奪三振の好投を見せるも、9回に救援陣が4失点。開幕4連敗となり、依然として初白星が遠い状況が続く。

先発の長屋は初回、先頭打者にいきなりの四球を許すも後続を三者凡退に打ち取り、上々の立ちあがりを見せた。その後は140km台の直球と120km台の変化球を使い分ける投球で、8回までに11奪三振と、三振の山を築いた。

一方打線は昨日の第1回戦に引き続き振るわなかった。関学大先発の執行大成から8回裏までに立命ナインが放った安打は、桃谷惟吹(産社3)の遊安打、同じく桃谷が放った2塁打のわずか2本に留まった。

長屋の無失点投球を引き継ぎたい本学であったが、9回表に2番手の谷脇弘起(産社3)が関学大打線に捕まり3失点。3番手の荒井豪太(産社2)もスクイズで意表を突かれて1失点。本学はこの回に一挙4点を失い、勝敗を決定的なものとされた。
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勝負の9回裏も打線は盛り返すことができず、三者凡退。本学は0-4で敗北し、開幕4連敗となった。
試合を振り返って後藤昇監督は「話にならない」とコメント。打線の低迷については「(昨日の敗戦を受けて)徹夜でバットを振ってきたやつが1人もいない。話にならないでしょ。なにくそという気持ちがない」と話した。 (中村、松尾)