新型コロナウイルスの感染拡大に対する大学からの要請に基づき、立命館大学学友会新歓実行委員会は、4月1、3、4日に3キャンパスで開催が予定されていたウェルカムフェスティバルを中止することを決定した。
ウェルカムフェスティバルは学友会の全学行事である新歓運動の一環として行われ、例年多くの学生が参加している。期間中は学友会の所属団体などがブースを出展し、新入生に団体の説明や体験などを行っていた。ウェルカムフェスティバルの中止は、課外自主活動団体の部員勧誘に大きな痛手となるとともに、新入生の課外自主活動選びにも影響を及ぼすとみられる。
新歓実行委員会はすでに3月下旬から4月中旬に行われるプレオリエンテーション・オリエンテーション企画の中止も決定している。それらの企画の中止に加え、今回の決定によって、2020年度の新歓運動は大幅に規模が縮小されることとなった。
ウェルカムフェスティバルの中止によって、新入生の課外自主活動団体選びは学友会が発行を予定している「Action!」や「Circle Collection」の活用が基本となる。その他課外自主活動団体に関する情報は学友会ホームページでも公開されている。(石井)
新歓実行委員長 北村菜々さん(生命2)のコメント
中止の判断は何度も悩んだ上で決定しました。新入生を歓待することができないのは非常に残念ではありますが大人数が関わることであり、大学生活最初の思い出になるからこそ新入生や在学生の安全を第一に考えました。
ウェルカムフェスティバルの代替の歓迎企画をできる範囲でやりたいと考えています。現在は関係者とその実現に向けて話し合っているところです。
新入生の皆様にとって最初のイベントがこのような形で中止となってしまい大変申し訳ありません。今後、新入生の皆様が立命館大学に入学してよかったと思ってもらえるよう、日々精進していきます。皆様と健康かつ安全な状況で会えるのを楽しみにしています。